小田切正人

協力研究員 小田切正人


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研究内容:

シロアリ共生原生生物酵素群の各種バイオマスにおける性能評価:


 セルロースは生物圏内に最も豊富に存在する環境高分子物質であり、その分解は生物圏内における炭素循環において極めて重要である。シロアリは腸内の共生微生物生態系によってセルロースを70〜90%以上の効率で資化することが知られている。
 ゲノム科学的アプローチにより、シロアリの木質資化システムで働く酵素群が分子進化学的に従来の酵素とは異なる新規性の高い酵素であり、また、その発現動態の解析から、従来にない人工的な高効率セルロース分解を可能にする酵素の組み合わせが明らかになりつつある。この木質資化システムで働く糖質加水分解酵素群を異種発現により高発現させ、大量完全精製し、各種バイオマスを用いたカタリティックコンスタント・反応プロダクト・未消化セルロースの定量などの主要な評価を行うとともに、糖質加水分解酵素の協調作用を様々なバイオマスを基質としてセルロース分解メカニズムの解析を行っている。
 シロアリ共生系糖質加水分解酵素群は、既存の酵素と異なる高効率の木質バイオマスの糖化・高度利用を可能とし得る新規酵素資源として期待される。

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Kajiyama Y, Otagiri M, Sekiguchi J, Kudo T, Kosono S. The MrpA, MrpB, and MrpD subunits of the Mrp antiporter complex in Bacillus subtilis contain membrane-ebedded and essential acidic residures.  Microbiology. 2009. In press.

Kajiyama Y, Otagiri M, Sekiguchi J, Kosono S, Kudo T. Complex formation by the mrpABCDEFG gene products, which constitute a principal Na+/H+ antiporter in Bacillus subtilis. J Bacteriol. 2007 Oct;189(20):7511-4.





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