独立行政法人理化学研究所 基幹研究所 強相関量子科学研究グループ
グループディレクター: 十倉 好紀固体中で強く相互作用する多数の電子は、高温超伝導、超巨大磁気抵抗、マルチフェロイックス、量子スピンホール効果など、従来の半導体・金属物理学の延長では理解不能な多くの驚くべき物性・機能応答の創発(emergence)を示すことが、ここ10-20年の間に明らかになってきました。当研究グループでは、これら強相関電子のもつ多自由度の絡み合いと、「波動」の持つ非局所性・剛性・敏感性を、よくデザインされた「電子の感じる時空構造」の中で巧みに生かすことによって、エネルギーの高効率変換やエネルギー消費を伴わない量子状態(情報)の制御など、未踏かつ革新的な電子物性機能を創発せしめることを目的として研究を行っています。 |