独立行政法人理化学研究所 基幹研究所 物質機能創成研究領域 交差相関物性科学研究グループ

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2013年4月1日をもちまして当グループは創発物性科学研究センターへと移行しました。
創発物性科学研究センターのページをご覧ください

Members (CMRG)

十倉好紀

氏名

researcherID

十倉 好紀

研究分野

物性物理学、応用物理学

リンク

十倉研究室

略歴

1976年 3月 東京大学工学部物理工学科 卒業
1981年 3月 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 博士課程修了 工学博士
1981年 4月 東京大学工学部物理工学科 助手
1984年 8月 東京大学工学部物理工学科 講師
1986年 7月 東京大学理学部物理学科 助教授
1993年 7月 - 2002年 3月 アトムテクノロジー研究体 グループリーダー、後フィールドリーダー(併任)
1994年 1月 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻 教授
1995年 4月 - 現在 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 教授
2001年 4月 - 2008年 3月 産業技術総合研究所 強相関電子技術研究センター センター長(併任)
2001年10月 - 2006年 9月 ERATO「十倉スピン超構造プロジェクト」総括責任者(併任)
2006年10月 - 現在 ERATO「十倉マルチフェロイックスプロジェクト」総括責任者(併任)
2007年10月 - 現在 理化学研究所 交差相関物性科学研究グループ グループディレクター(併任)
(2008年4月より名称変更)
理化学研究所 基幹研究所 物質機能創成研究領域 交差相関物性科学研究グループ グループディレクター(併任)
2008年 4月 - 現在 産業技術総合研究所 フェロー(併任)
2010年4月 - 現在 理化学研究所 基幹研究所 物質機能創成研究領域 領域長(併任)
2010年4月 - 現在 理化学研究所 基幹研究所 強相関量子科学研究グループ グループディレクター(併任)

学会活動・社会貢献

日本学術会議(第20期)会員。「固体物理」編集委員。「Science」誌 前Senior Editor。
参加者1000人以上の国際会議の基調講演:超伝導国際会議(1992:金沢)、強相関電子系国際会議(1997:パリ)、低温物理国際会議(1999:ヘルシンキ, 2008:ライデン)、磁性国際会議(2000:レシフェ, 2006:京都)、他。その他、国際会議招待講演多数。

研究業績内容

光物性研究で、1次元励起子構造の解明、光誘起相転移現象の発見、有機リラクサー強誘電体の合成。強相関電子系関連では、電子型高温超伝導体の発見、高温超伝導物質の一般則の発見とその応用、フィリング制御モット転移系の物性研究、酸化物巨大磁気抵抗(CMR)効果の発見と機構解明、軌道秩序と軌道液晶状態の発見、1次元モット絶縁体の巨大非線形光学効果の発見、など。既発表論文はNature誌16編、Science誌17編、Phys.Rev.Lett.誌120余編、他を含む。

1990年仁科記念賞「電子型高温超伝導体の発見」
1990年IBM科学賞「高温超伝導物質の一般則の発見」
1991年Bernd Matthias Prize「高温超伝導体の普遍性の実証」
1998年日産科学賞「酸化物巨大磁気抵抗の発見と機構解明」
1999年日本物理学会論文賞「Giant Magnetotransport Phenomena in Filling-Controlled Kondo Lattice System」
2002年朝日賞「強相関電子物質の研究」
2002年ISI最高引用栄誉賞 (応用物理部門)
2003年紫綬褒章 「物性物理学研究功績」
2005年James C. MacGroddy Prize for New Materials「新しいスピン電荷秩序をもつ遷移金属酸化物の創製」

主な論文・業績

  1. T. Kimura, T. Goto, H. Shintani, K. Ishizaka, T. Arima, and Y. Tokura,
    "Magnetic control of ferroelectric polarization"
    Nature 426, 140 (2003).
  2. S. Horiuchi, Y. Okimoto, R. Kumai, and Y. Tokura,
    "Quantum Phase Transition in Organic Charge-Transfer Complexes"
    Science 299, 229 (2003).
  3. Y. Taguchi, Y. Oohara, H. Yoshizawa, N. Nagaosa, and Y. Tokura,
    "Spin Chirality, Berry Phase, and Anomalous Hall Effect in a Frustrated Ferromagnet"
    Science 291, 2573 (2001).
  4. E. Saitoh, S. Okamoto, K. T. Takahashi, K. Tobe, K. Yamamoto, T. Kimura, S. Ishihara, S. Maekawa, and Y. Tokura,
    "Observation of orbital waves as elementary excitations in a solid",
    Nature 410, 180 (2001).
  5. Y. Tokura and N. Nagaosa,
    "Orbital Physics in Transition-Metal Oxides"
    Science 288, 462 (2000).
  6. K. -I. Kobayashi, T. Kimura, H. Sawada, K. Terakura, and Y. Tokura,
    "Room-temperature magnetoresistance in an oxide material with an ordered double-perovskite structure"
    Nature 395, 677-680 (1998).
  7. A. Asamitsu, Y. Tomioka, H. Kuwahara, and Y. Tokura,
    "Current-switching of resistive states in colossal magnetoresistive oxides"
    Nature 388, 50-52 (1997).
  8. T. Kimura, Y. Tomioka, H. Kuwahara, A. Asamitsu, M. Tamura, and Y. Tokura,
    "Interplane tunneling magnetoresistance in a layered manganite crystal"
    Science 274, 1698-1701 (1996).
  9. Y. Tokura, H. Kuwahara, Y. Moritomo, Y. Tomioka, and A. Asamitsu,
    "Competing instabilities and metastable states in (Nd,Sm)1/2Sr1/2MnO3"
    Phys. Rev. Lett. 76, 3184(1996).
  10. Y. Moritomo, A. Asamitsu, H. Kuwahara, and Y. Tokura,
    "Giant Magnetoresistance in Layered Structure of Manganese Oxides"
    Nature 380, 141-144 (1996).
  11. H. Kuwahara, Y. Tomioka, A. Asamitsu, Y. Moritomo, and Y. Tokura,
    "A First-Order Phase Transition Induced by a Magnetic Field"
    Science 270, 961-963 (1995).
  12. Y. Tokura, H. Takagi, and S. Uchida,
    "A superconducting copper oxide compound with electrons as the charge carriers"
    Nature 337, 345-347 (1989).