理研について

理化学研究所とは

研究活動で得られた有用な知識・技術を社会へと橋渡しし、
より豊かな社会の実現に貢献します。

 独立行政法人理化学研究所(理研)は日本で唯一の自然科学の総合研究所です。科学技術の水準の向上を図ることを目的に、物理学、工学、化学、生物学、医科学などに関する、基礎から応用に至る幅広い研究を実施しています。これまで、研究活動の中からさまざまな新発見や理論・技術の構築を行い、その成果を社会へと還元してきました。
 たとえば、物質の構造や機能などの解明は、そののちに、専門機関が新しい薬品や新素材を開発することに役立っています。また、新しい理論の構築や手法の発見などからは、新規の産業分野が生まれます。
 また、理研が有するリソースを有効に活用し、最大限の成果を得るために大学や企業との連携も進めています。
 理研では、生み出された新たな知見を社会へとつなげていくことで、より豊かな社会の実現に貢献します。

ミッション

 理研は、1917年に財団法人理化学研究所として創設されて以来、世界有数の成果を生み出してきました。私たちの研究活動は、確固たる研究基盤を構築し、同時に有為な若手人材を育成していくことにより、優れた研究成果を生み出していくことを目指しています。
 それを『理研 4つのミッション』としてまとめています。

  • 最高の質を持つ研究を遂行し、さらに総合化により新研究領域を開拓する
  • 研究社会のために最高水準の研究基盤を構築し、その利用機会を提供する
  • 科学技術研究の推進及び若手人材育成のための新しいシステムを率先して構築する
  • 研究成果を社会に還元し、国民生活や文化、教育の向上に貢献する