「科学講演会」でグリーンイノベーションを考える
最先端の科学をわかりやすく解説
理化学研究所は、一般の方を対象に「科学講演会」を毎年度開催しており、2010年は10月9日（土）、丸ビルホール（東京都千代田区）で開催しました。
2010年度のテーマは「人類社会と科学～低炭素・持続的社会を目指すグリーンイノベーション～」です。
人類、産業の発展と共に、私たちの生活は快適になり、便利な世の中となりました。その反面、温暖化などの異常気象やゴミなどの環境問題、食糧不足や石油資源の枯渇などを耳にすることが多くなり、今後、私たちの生活はどうなってしまうのかという不安があります。そんな不安に対して、これらの問題の解決策の１つ「グリーンイノベーション」について、その重要性と現在の取り組み、今後の方向性を、理研植物科学研究センターの篠崎センター長（理研社会知創成事業 バイオマス工学研究プログラムディレクター兼務）をはじめとする講演者の方々に熱く語っていただきました。
当日は雨にもかかわらず、350名以上の方にご来場いただき、活発な質疑応答が交わされました。 講演後に実施したアンケートでは、約9割の方から「興味が高まった」「わかりやすい」と回答をいただきました。
また、科学講演会の様子はYouTube（RIKEN Channel）にて公開し、当日お越し頂けなかった方々にもご覧頂いています。
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