環境マネジメントシステム

アクションプランの検討、実行、振返りのサイクルにより、
自発的・継続的に環境改善に取り組んでいます。

 理化学研究所の環境マネジメントシステムは、PDCAサイクルを用いて実効性を確保しながら、環境対策の改善を進めています。環境会議において策定した年度毎の具体的行動計画「アクションプラン」(Plan)に基づき、各研究所・事業所において、環境対策を進める技術開発の促進、CO2をはじめ廃棄物排出量の低減、環境物品等の積極購入、環境対策のための意識の向上対策などを実施しています(Do)。アクションプランの行動結果は、年度末の環境会議にて評価を行い(Check)、必要な改善措置を取った上で(Action)、次年度の重点項目に反映していきます。
 2010年度は、「買わない。貯めない。リサイクル。」を所内のスローガンとし、省資源、廃棄物の削減などを目標とした、3R(Reduce、Reuse、Recycle)の活動に加え、不要なものを買わない(Refuse)、ゴミ分別の徹底(Refine)を推進しました。研究室改廃などに伴う実験機器の再利用や、未開封、未使用試薬の研究室間でのリサイクル、書類の電子化の推奨によるペーパーレス化は、大きな成果が表れています。

<2010年度アクションプランの一例>

  • 事務部門のコピー用紙削減(和光)⇒
  • 年間約25,000枚のコピー用紙削減を達成
  • 生ゴミの削減(筑波、横浜)⇒
  • 生ゴミ処理機の導入により生ゴミの堆肥化
  • 地域清掃活動の実施(和光、神戸)
  • 七夕ライトダウンへの参加

など