環境データ

温暖化防止

地球温暖化の原因となるCO2を少しでも減らそうと、省エネ創エネ活動に全力で取り組んでいます。

エネルギー使用量とCO2排出量

2012年度のエネルギー消費原単位をみると、前年度比0.9%削減 、過去5年度間平均1年当りでは2.8%削減となっており、着実に省エネルギー活動の効果が現れています。

理研全体のエネルギー使用量は、155,988kl(原油換算値)(前年度比:104%)、またCO2排出量は、287,987 (ton)(前年度比:128%)となりました。エネルギー使用量に比べCO2排出量が大幅に増加した要因としては、東日本大震災以降の原子力発電所の稼働停止を受け、一般電気事業者による排出係数が悪化したことが挙げられます。

理研のエネルギー使用量と二酸化炭素排出量の推移

※2008年度は、省エネ法改正以前である為に和光・筑波・横浜・神戸・播磨・仙台・名古屋各事業所合計で算出

※エネルギー消費原単位については、計算科学研究機構の原単位の算定方法の変更により、2010年度、2011年度の数値に
ついて、環境報告書2012での公開情報から変更があります。

省エネルギーへの取り組み

熱源設備・変電設備・照明設備などの更新の際には、エネルギー消費効率のもっとも優れた製品を採用し、ファンやポンプなどにはインバーター制御を導入して、省エネルギー化に努めています。

  • 研究棟冷温水ポンプ(和光)

    研究棟冷温水ポンプ(和光)

  • 研究棟冷凍機(筑波)

    研究棟冷凍機(筑波)

創エネルギーへの取り組み

和光事業所と神戸事業所では新たにガスコージェネレーションシステムを導入したほか、和光事業所では昨年に引き続き太陽光発電設備も追加導入しました。

  • 南地区コージェネレーションシステム棟(和光)

    南地区コージェネレーションシステム棟(和光)

  • ガスコージェネレーションシステム(神戸)

    ガスコージェネレーションシステム(神戸)


太陽光パネル(和光)
理研全体の年間太陽光発電量