個別研究内容紹介

生体膜モデル界面の水素結合構造の研究

ヘテロダイン検出振動和周波発生法を用いて生体膜のモデルである脂質/水界面や界面活性剤/水界面の水素結合構造を研究しています。スペクトルの符号から、この界面の水の配向は脂質や界面活性剤の親水基の電荷の符号によって決まることを初めて見出しています。またスペクトルのピーク位置から、界面の水素結合の強さはバルクのそれと同程度であることを明らかにしています。