階層横断生命分子科学

 

階層横断生命科学

-異分野融合的研究の新展開に向けて-


開催日時: 平成21年8月7日(金) 13:30−17:50

                8月8日(土)   9:00−15:10

            

場  所:独立行政法人理化学研究所 大河内記念ホール

主  催:独立行政法人理化学研究所(分子情報生命科学特別研究ユニット)

協  賛:バイオナノシステムズ研究会


Hierarchical Crossing Molecular and Sysytem Life Science


Friday, Aug. 7, 2009 13:30-17:50

Saturday, Aug. 8, 2009 9:00-15:10

Okochi Hall, RIKEN (The Institute of Physical and Chemical Research)

Contact: Mol. Sys. Life Sci. Lab. (Tel. 048-467-9478, email; kisano@riken.jp)


シンポジウムの趣旨


生命現象をシステムとして理解することを目的とした日本発の概念である「システムズバイオロジー」では、システムの構成要素の網羅的同定や、システムのネットワークとしての動的特性の解明を目指した研究が行われてきた。一方、生体分子の運動の研究に代表される「一分子生物学」では、-分子マニュピレーションを実現し、個々の生体分子の運動性や機能を明らかにしてきたが、階層構造の役割、分子の協同性などに関する時空間的制御の問題については明らかにされていない。

 本シンポジウムでは、自己組織化による階層性を有する機能性素子の「創発性」発現について、機能と構造の両面から「創発性」発現機構に迫る。生命システムの本質とも言える、自己組織化過程と高次構造、階層構造化並びに構造物性の相関について議論する。すなわち、分子情報を介した、物質による定量的な自己組織化の理解~『階層横断生命分子科学』分野を開拓するものである。本シンポジウムでは、特に領域横断的に広く、新しい生命分子科学研究に取り組む若手研究者にご講演頂き、議論する。


本シンポジウムでは、原子・分子の自己組織化による構造体構築と機能創製をキーワードとして、生物学のみならず、有機化学・物理化学・材料科学・情報科学各分野の研究の最前線と、異分野融合研究に取り組んでいる若手研究者の視点から、次の世代の融合研究を展開していく場を提供することを目指す。


[問い合わせ先]

独立行政法人理化学研究所 基幹研究所 分子情報生命科学特別研究ユニット(担当:佐野)

〒351-0198 埼玉県和光市広沢2−1

Tel:048-467-9478, e-mail: kisano@riken.jp


[参加申し込み] 氏名、所属、住所、電話番号、電子メールアドレス、出席人数、懇親会参加の有無(有料 3000円)、二日目の弁当の有無(有料 実費)を明記の上、7月24日までにe-mailにてお申し込み下さい。ポスター発表をご希望される方は、要旨のフォーマットを送付いたしますので事前にその旨、メールにてご連絡下さい。尚、要旨の締め切りは7月22日に延期いたしました。


[個人情報に関する取扱について]ご記入頂いた個人情報は、参加者の集計および主催者からの連絡に利用させていただきます。



プログラムProgram.html
分子情報生命科学
特別研究ユニットhttp://www.riken.jp/msls/_/Welcome.html
地図http://www.riken.jp/r-world/riken/campus/wako/index.html

盛況のうちに終了いたしました!

ご参加ありがとうございました

シンポジウムの様子をアップしました!
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