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2012年4月23日

大人のためのサイエンスパブ

『独立行政法人をゆく』(イカロス出版)

4月9日(月)の夜、『独立行政法人をゆく』(イカロス出版)の発刊を記念して、東京・阿佐ヶ谷のライブハウス「阿佐ヶ谷ロフトA」でトークイベント「独法社会科見学~反物質を捕まえろ!編~」が開催されました。

『独立行政法人をゆく』では、山崎泰規上席研究員(理研基幹研究所 山崎原子物理研究室)が研究している「反物質」と、宮脇敦史チームリーダー(理研脳科学総合研究センター 細胞機能探索技術開発チーム)が開発した生体を透明化する水溶性試薬「Scale」が紹介されています。

このトークイベントはお酒を飲みつつ、そして食事をしながら大人が楽しめる「サイエンスパブ」形式で行われ、月曜の夜でも座席が足りなくなるほど大盛況でした!お客さんそれぞれが自分の好きな飲み物と食べ物を注文し、くつろいだ雰囲気でイベントが進みました。

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会場入口

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会場の様子

第1部は、漫画家のカサハラテツローさんと『独立行政法人をゆく』を編集した株式会社風来堂代表の今田 壮さんによるトークセッション。そもそも独立行政法人って何をしているところなの? どんな種類があるの?といったことから、出版の裏話を織り交ぜた内容でした。

左から今田壮氏、山崎泰規上席研究員、カサハラテツロー氏

左から今田壮氏、山崎泰規上席研究員、カサハラテツロー氏

第2部では、山崎上席研究員が、反物質って何? どうやってつくるの?今後反物質は役に立つの? 映画「天使と悪魔」やSF映画に出てくる反物質の話は現実的?といった疑問に答えました。

飲み物を片手に、映画の題材にもなった非日常のサイエンスの話を聞くのは楽しい時間でした。講演会やシンポジウムでは質問したくても、「こんなことを質問していいのかな」と躊躇される方も多いと思いますが、このイベントは気軽な雰囲気で、研究者との距離も近いので積極的なやり取りが交わされました。

今後、理研もこのようなサイエンスパブを開催できたらと考えています。

【関連情報】

  1. 『理研ニュース』2011年2月号(SPOT NEWS)「反水素原子の“閉じ込め”と“生成”に成功」
  2. 『理研ニュース』2011年10月号(SPOT NEWS)「生体を透明化する水溶性試薬“Scale”」

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