広報活動

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2013年5月9日

「和光地区 一般公開」、今年の様子は?

開催当日の4月20日(土)の朝は曇り。午後からは雨と肌寒い一日でしたが、約8,500名もの方にご来場いただきました。
展示や講演会など100件以上のイベントを行いましたが、今回はその中のいくつかをご紹介します。

特別講演会とサイエンスレクチャー

毎年盛況の特別講演会とサイエンスレクチャー。今年は3つの特別講演と、5つのサイエンスレクチャーを行いました。講演によっては立ち見のスペースでも足らず、会場外のテレビ中継でもご覧いただくほどの賑わいでした。講演終了後には研究者からサインをもらっている方もいらっしゃったようです。

RIビームファクトリー

世界最高性能を誇る加速器施設「RIビームファクトリー」を見学いただきました。2枚目の写真は地下21mにある直径18m、重量8,300トン、世界最大級の超伝導リングサイクロトロン「SRC」です。RIビームファクトリーにはこの「SRC」のほかにもさまざまな実験装置があり、それらを使って、宇宙の誕生の謎にせまる原子核物理の研究や、植物の種に重イオンビームを照射して品種改良を進めるといった研究が行われています。

RIビームファクトリー 超伝導リングサイクロトロン「SRC」

113番元素の探索

113番元素の探索

昨年8月に3個目の113元素の合成に成功した森田浩介チームリーダー(超重元素合成研究チーム)と直接話ができる機会もありました。この合成が認められれば、周期表の元素にアジアで初めて、命名権が与えられます。合成成功までの長い道のりや苦労話を聴けた来場者の方もいらっしゃったのではないでしょうか。

※参考:『理研ニュース』2013年1月号(研究最前線)「3個目の113番元素を合成」PDF(5,055KB)

理論物理の研究の現場をのぞいてみよう!

理論物理の研究の現場をのぞいてみよう!

黒板に所狭しと書かれた計算式。ここでは理論物理の研究者がチョークを片手に、それぞれの専門分野を武器に議論しているところを見学いただきました。巨大な実験装置などはありませんが、紙と鉛筆があれば研究ができるというのが、理論物理の醍醐味です。

iPS細胞をみてみよう

iPS細胞は昨年、開発した京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したことで話題になりました。そのiPS細胞ですが、実際に観察できる機会はなかなかないですよね。このイベントではiPS細胞を観察しながら、その場にいる研究者に直接説明を受けたり質問したりといったことができました。iPS細胞は連日マスコミ等でも話題になっているため、「新聞の記事の意味がやっとわかった!」とおっしゃっていた来場者の方もいらっしゃったようです。

君も果物電池をつくろう!

君も果物電池をつくろう!

「果物電池」の原理は知っているけれど実際に実験してみたことがない、という方もいらっしゃると思います。子どもたちも、どの果物を使うと強い電流が流れるかな、と試行錯誤していました。身近にある材料でもつくることができるので、気になった方はご家庭でもつくってみてください。

「生体分子の科学」:生命現象の解明に向けた化学合成

「生体分子の科学」:生命現象の解明に向けた化学合成

ちょっと見ただけでは難しそうなポスターの内容ですが、研究者の丁寧な説明で研究の面白さ、大切さがわかったという方も多いのではないでしょうか。当日は写真のような光景が和光地区各所で見られました。研究者と一対一で解説を聞くことができたり、質問ができたりするのも一般公開の魅力です。

ロケットの飛ぶしくみ

ロケットの飛ぶしくみ

今年初めて開催したイベントでしたが大変人気がありました。研究者からロケットについての講義を聴いた後、グラウンドまで移動し、ペットボトルロケットを飛ばしました。6台の発射台から一斉にペットボトルロケットを発射する様子はなかなか壮観でした。簡単につくれるペットボトルロケットですが、飛距離は60m以上あります!ロケットの仕組みを楽しく学べるイベントとなりました。

年に一度の一大イベント「一般公開」を今年も無事に終了することができました。
ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました!
毎年、理研の各地区で一般公開を行っていますので、興味のある方はぜひイベント一覧をチェックしてください!

2013年12月26日
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