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2015年9月2日

第24回理化学研究所里庄セミナーを開催しました

「第24回理化学研究所里庄セミナー」(主催:理化学研究所、科学振興仁科財団)が、8月22日(土)、岡山県里庄町にある仁科会館で開催されました。
わが国の原子核物理学の父であり、理研第4代所長を務めた仁科芳雄博士は、岡山県里庄町で生まれ、少年時代を過ごしました。この里庄町で、仁科博士の顕彰事業として平成4年に始まった「理化学研究所里庄セミナー」は、今年で24回目を迎えました。
町を挙げて仁科博士の顕彰を行っている里庄町では、仁科博士への敬愛の念が強く、この里庄セミナーも、毎年熱心に講演に耳を傾ける参加者で会場が埋め尽くされるのですが、今年も定員120名の会場が満員御礼となりました。今年はとりわけ若い世代のご参加が目立ち、1/3ほどが岡山県内の中学・高校の生徒さんたちだったことが印象的でした。
ひとつ目の講演は、伊藤ナノ医工学研究室の植木雅志専任研究員による「くすりを作る微生物」。身の回りにいる微生物の紹介にはじまり、ヨーグルトなど人類が昔から生活に利用してきた事例の紹介のあと、ペニシリンなどの抗生物質に利用されるようになるまでの歴史がわかりやすく紹介されました。2つ目の講演は、仁科加速器研究センターの延與秀人センター長による「私たちはなぜ重いか -宇宙誕生・天地創造・万物創生、ヒッグス粒子から超重元素まで-」。わたしたちはどうやって「できた」のか、という物質の起源と、わたしたちはなぜ重いのか、なぜ質量というものが存在するのか、についてのお話しでした。
少々難しい件もありましたが、来場者アンケートでは、91%の方からおもしろかったとのお声を頂くことができました。
理化学研究所里庄セミナーは、来年も8月のお盆の頃に開催を予定しています。詳細は決定次第、理研ウェブサイトのイベント欄でご案内しますので、ご興味のある方はぜひ来年ご参加ください。

植木講師の講演で紹介された土壌の中の放線菌

写真 植木講師の講演で紹介された土壌の中の放線菌

講演くすりを作る微生物の様子

講演「くすりを作る微生物」の様子

延與講師の講演で紹介された「加速器三態」の写真

延與講師の講演で紹介された「加速器三態」

講演私たちはなぜ重いか -宇宙誕生・天地創造・万物創生、ヒッグス粒子から超重元素まで-の様子

講演「私たちはなぜ重いか」の様子


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