広報活動

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科学講演会「理研百年~新たなる百年へ~」

理化学研究所の最新の研究活動を、研究最前線で活躍する研究者が分かりやすくご紹介する理化学研究所科学講演会。第39回となる今年は、創立百周年の節目の年でもあります。新たなる百年へ向け、理化学研究所の今を横断的にご紹介する内容となっています。「今後百年の礎を築き、未来を拓く」と題した、松本紘理事長による特別講演に続き、新しいアレルギー治療につながることが期待される「ナチュラルヘルパー細胞」発見に関わる講演と、昨年度始動した新しい研究組織である「革新知能統合研究センター」と「数理創造プログラム」から最新の動向をご紹介します。革新知能統合研究センターは、文部科学省が推進する「人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト」事業の研究開発拠点であり、数理創造プログラムは、理論科学・数学・計算科学の研究者が分野の枠を越えて基礎研究を推進する新しい国際連携研究拠点です。

会場ロビーでは、理化学研究所と(株)編集工学研究所が、科学の面白さ、深さ、広さが伝わる「科学道100冊」を選書し、全国の書店・図書館で展開中の「科学道100冊フェア」のご紹介と、理化学研究所のオフィシャルグッズ「理研グッズ」の販売も行います。

開催日 2017年11月3日(金)
時間 14:00-17:00(13:00開場)
対象 一般 / 高校生 / 大学生
場所 丸ビルホール
東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7階 [map]
参加費 無料
参加方法

事前申込制・先着順(定員400名)

  • 未就学児のご参加はご遠慮ください。
  • 参加登録受付は10月25日(水)正午まで(WEBフォーム、電話・ファックス受付)。往復はがきでの応募は25日消印有効。締切以前に定員に達しましたら締切とさせていただきます。
  • WEBフォーム登録の場合は登録完了メールの受信、ファックス登録の場合は返信ファックス、往復はがき応募の場合は返信はがきの到着でもって登録確認とします。登録確認の返信ファックス・はがきが未着の場合は電話でお問い合わせください。
  • 往復はがきではない通常はがきでの応募は無効とします。

[WEBフォーム] 科学講演会 参加申込みフォームからお申込み下さい。

[ファックス送信先] 048-462-4715

[電話] 048-467-9954

[往復はがき送付先] 〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 理化学研究所広報室「科学講演会」係宛

※電話の場合は①参加者氏名、②年齢、③職業、④ご連絡のつく電話番号、⑤お住まいの都道府県、⑥イベント情報の入手先を伺います。
ファックスの場合は①~③⑤⑥は同じ、④に返信を受け取れるファックス番号を記載し送信ください。
往復はがきの場合は①~⑥(連絡先④は電話もしくはファックスかを指定ください)を明記ください。
ファックス・往復はがきの場合は全参加者氏名にふりがなを添えてください。

問合せ先 国立研究開発法人理化学研究所 広報室
埼玉県和光市広沢2-1
Tel: 048-467-9954(直通) / Fax: 048-462-4715
event-koho[at]riken.jp ([at]は@に置き換えてください。)
主催:国立研究開発法人理化学研究所

※昨年の様子は理研ブログでご覧いただけます。

プログラム

※時刻等は変更となる場合がございます。予めご了承ください。

13:00 開場
14:05~14:05 開会のあいさつ 理事 有信 睦弘
14:05~14:25

講演 今後百年の礎を築き、未来を拓く

講師 理事長 松本 紘

質疑応答
14:25~15:10
茂呂和世チームリーダーの写真

講演 新しいリンパ球の発見

講師 茂呂 和世
統合生命医科学研究センター
自然免疫システム研究チーム チームリーダー

体を病気から守る免疫システムはたくさんの個性的な免疫細胞によって成り立っています。それぞれの免疫細胞が時に協力し合い、時に抑制することで体は健康を保っています。2010年に私たちが見つけた新しいリンパ球、2型自然リンパ球(Group 2 innate lymphoid cells: ILC2)は、寄生虫やカビの感染から体を守ることに特化した細胞です。ところが近代化により清潔な環境を手に入れた先進国ではこれらの感染症が減少し、役割を失ったILC2が暴走することでアレルギー性疾患が増加してしまいました。そこで、私たちは、アレルギー性疾患がILC2によってどのように起きるのか、どのようにILC2を制御したら画期的なアレルギー治療薬の開発につながるのかを考えています。

質疑応答
15:10~15:30 休憩
15:30~16:15
杉山将センター長の写真

講演 人工知能研究の現状とこれから

講師 杉山 将
革新知能統合研究センター センター長

近年、世界中の企業・大学・研究所で人工知能の研究開発が行われており、その競争はより一層激しくなりつつあります。そのような中、わが国において、どのようにして基盤技術研究の国際的な競争力を高め、応用分野でその成果を社会還元し、関連分野の持続的な発展に資する人材を育成していくか、大胆な戦略を立てる必要があります。本講演では、革新知能統合研究センターで行われている、次世代人工知能基盤技術の開発、日本が世界に誇るサイエンス研究の人工知能による加速、日本が直面している社会課題の人工知能による解決支援、人工知能の普及が社会に及ぼす影響の分析、高度人工知能研究開発人材やデータサイエンティストの育成などの活動を紹介します。

質疑応答
16:15~17:00
初田哲男プログラム・ディレクターの写真

講演 数理科学による知の統合と展開

講師 初田 哲男
数理創造プログラム プログラムディレクター

宇宙や生命の起源を解明することは、自然科学の研究者にとって非常に大きなテーマです。そのような自然科学における根源的な問題の解明には、数理科学に基づく基礎科学の進展とそれを諸分野にスムースにつなげる総合的アプローチが必要です。そこで、理化学研究所の数理創造プログラム iTHEMSでは、「数理科学」が各分野の共通言語であることに着目し、バラバラに研究していた理論科学者や数学者などが一堂に会し、お互いの理論的手法や視点をぶつけあう場を構築しました。本講演では、難しいと思われている数学を軸に、iTHEMSの異頭脳交流から生まれた、独創的な研究成果や新しい研究分野を紹介し、今後50年の自然科学の発展について共に考えたいと思います。

質疑応答
17:00 閉会のあいさつ 理事 有信 睦弘

※当日の講演会の様子を広報活動の記録として弊所職員が写真撮影致します。撮影した写真は弊所のウェブサイトや印刷物に掲載させて頂くことがあり、掲載の際は個人の特定を避けるためお顔が露出しないよう配慮致しますが、予めご承知の上ご参加ください。また各種メディアによる取材・撮影が行われる可能性があります。

アクセス

丸ビル地図。JR「東京駅」(丸の内南口)より徒歩 約1分。地下鉄、丸ノ内線「東京駅」地下道経由または千代田線「二重橋前駅」、直結。

JR東京駅丸の内南口徒歩1分、地下鉄丸ノ内線東京駅直結、地下鉄千代田線二重橋前駅直結