広報活動

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理研シンポジウム: 第2回 Linked Open Data (LOD) 活用ワークショップ in 神戸
「医療・健康・工学オープンデータサイエンスの実践」

Linked Dataは、Webの仕組みを用いてデータを公開し、相互にリンクすることで、データの共有と活用を促進する技術である。Linked Dataとして公開されたオープンデータは、Linked Open Data (LOD)と呼ばれ、その機械可読性と効率的なデータ連携の仕組みから、様々な分野においてLODの公開によるデータ利活用の推進が期待されている。
本ワークショップでは、初日(9月21日)にLODの基礎技術やデータ公開事例に関する話題提供とともに、医療、健康科学、及び工学分野におけるLOD・オープンデータサイエンスの現状や現在の取り組み、今後の展望について各分野の専門家に概説・話題提供をしていただく予定です。講演後には、スパコン「京」の見学会を実施します。さらに、2日目(9月22日)には、LODをこれから始めたいと考えている方を対象に、LODの基礎技術から活用方法を幅広く紹介する講演、及びハンズオンによる実践的な技術習得の場を提供します。特に、ハンズオンは分野を問わず、LODの活用を通じた新たなデータ公開・共有・知識処理を学びたい方、またLODによるデータの利活用推進に関心のある方に向けに構成されています。
「第2回Linked Open Data(LOD)活用ワークショップ in 神戸」は、理研シンポジウムの一環として行われています。

こんな方におススメです!!

  • オープンデータサイエンスに触れてみたい方
  • 医療・健康・工学データに興味がある方
  • LODやSPARQLの基本を学びたい方
  • LODを使ったプログラミングの基本を実際に学びたい方
開催日 2017年9月21日 (木) - 22日 (金)
時間 21日 13時~15時30分(受付: 12:30〜)
スパコン「京」の見学会: 16時~17時、懇親会: 18:00~
22日 10時~17時30分(受付: 9:30〜)
対象 アカデミア研究者(大学、公的機関)、民間企業、大学生、大学院生、バイオインフォ研究者、社会人・一般(オープンデータやプログラミングにご興味がある方)
場所 理化学研究所融合連携イノベーション推進棟(IIB)8階 講義室(C801)
兵庫県神戸市中央区港島南町6丁目7−1
言語 日本語
参加費 無料
参加登録 下記サイトにて、事前参加申し込みをお願いします。(定員100名程度)
第2回Linked Open Data(LOD)活用ワークショップ in 神戸

※参加申し込み数が定員に達した場合には、参加申し込みを締め切ります。
※当日、懇親会費とお弁当代を受付時に徴収させていただきます。
※お釣りがないようにご準備ください。
主催 理化学研究所(ライフサイエンス技術基盤研究センター、情報基盤センター、健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム、理研エンジニアリングネットワーク)
人工知能学会セマンティックウェブとオントロジー研究会
共催 LODチャレンジJapan実行委員会

RIKEN Symposium
2nd Workshop on Linked Open Data (LOD)
Thu. Sep. 21, 2017 13:00-15:30
Fri. Sep. 22, 2017 10:00-17:30

Integrated Innovation Building (IIB), RIKEN, 6-7-1 Minatojima-Minamimachi, Chuo-ku, Kobe
Co-sponsored by the Japanese Society for Artificial Intelligence (JSAI)-SIG on Semantic Web and Ontology, LOD challenge Japan committee

プログラム

1日目:9/21(木) 講演セッション

13:00-13:10
古崎 晃司

開会の挨拶・ワークショップの概要説明
古崎晃司(大阪大学 産業科学研究所)

13:10-13:40
高井 貴子

演題 ゲノム医学研究の推進を支えるオントロジー開発の現状
講師 高井 貴子
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
医療情報ICT部門

Gene Ontologyがモデル生物のゲノム配列情報を活用したバイオインフォマティクス研究を推進したように、個人ゲノム配列情報を活用したゲノム医学研究を推進するため、必要となる知識を体系化し計算可能とするオントロジー開発が活発である。Gene Ontologyは遺伝子とその機能の関係を体系化した。ゲノム医学研究が必要とするのは、遺伝子から疾患に至る多層で多様な知識の「研究に役立つ」体系化である。この課題に挑む研究状況について紹介する。

13:40-14:10
水野 敬

演題 疲労科学を基軸とした個別健康最大化データサイエンス本格展開への取組
講師 水野 敬
理化学研究所
健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラム

世界に先駆け超少子高齢化社会を迎える日本においては、医療費の抑制にも資する健康保持・増進による疾患発症の予防が望まれている。慢性疲労は疾患発症前段階の未病と位置付けることができ、慢性疲労克服解決策の創出のためには、良質な健康データ集積と未病状態を定量化できる健康指標確立が必要である。健康生き活き羅針盤リサーチコンプレックス推進プログラムでは、心理学・生理学・生化学・脳科学的視点から1,000名の健康データ集積プロジェクトが始動しており、本講演ではその取組について紹介する。

14:10-14:40
加瀬 究

演題 公開データで日本のものづくりを変える:データ駆動形スマート工場
講師 加瀬 究
理化学研究所 光量子工学研究領域

バイオプラスチックなどの新材料に対し、3DPrintingなどの新加工法や切削変形加工に対するノウハウがまだ足りないことからスタートしたデータ駆動ものづくりシステムについてご紹介いたします。設計情報と加工前の材料属性および先進の計測技術と解析手法を融合させることで、加工中の対象物の内部属性の取得を行います。ものづくりにおいてはノウハウ等を秘匿する傾向が強いのですが、理研から先進的なものづくりのためのオープンなデータベースの在り方を提案してゆきたいと考えております。

14:40-15:10
田口 紀成

演題 IoTの現状と今後: 工場のスマート化とオープンデータ
講師 田口 紀成
(株)コアコンセプト・テクノロジー

I4.0やIICの影響で多種多様なIoTソリューションが市場に投入されています。ユーザにとっては選択肢が増えて柔軟なIoT環境を構築できるようになっている一方、判断を難しくしていることも事実です。その結果効果の薄いIoT環境を組み上げてしまっている事例も少なくありません。本講演では理化学研究所の工場にどのようにIoTを導入していっているか、成果の共有・オープン化の意義についてご説明いたします。

15:10-15:30
小林 紀郎

演題 データ駆動型研究とLOD-理研メタデータベースを活用したデータ利活用の実際
講師 小林紀郎
理化学研究所 情報基盤センター

理研では研究成果データの公開促進を図るために、理研メタデータベースと呼ぶLOD公開基盤を構築しデータ公開を行っています。これまでに様々な生命科学系データを中心に、国内外の機関が公開しているLODと統合を図りながらデータ公開を進めてきました。さらに環境科学、ものづくり等の研究分野においても、データ駆動型研究推進のためにLODの適用が始まっています。このようなLODを活用した理研の様々な分野の研究について紹介します。

15:30-16:00 スパコン「京」への移動
16:00-17:00 スパコン「京」見学会(先着35名)
18:00- 情報交換会・懇親会

2日目:9/22(金) ハンズオンセッション

講師 古崎晃司(大阪大学 産業科学研究所)
山本泰智(ライフサイエンス統合データベースセンター)
小林紀郎(理化学研究所 情報基盤センター)
10:00-12:00 ハンズオンセッション1:
LOD用クエリ言語SPARQLの基礎
12:00-13:00 昼休み
※会場周辺は飲食店等が少ないため、希望者にお弁当(1,000円)をご用意します。
ご希望の方は、参加申し込み時に合わせてお申し込みください。
※当日、受付時に徴収させていただきます。 ※お釣りがないようにご準備ください。
13:00-17:00 ハンズオンセッション2:
RDFデータベース(トリプルストア)の導入
LOD活用ツール・ライブラリの紹介
RDFデータ作成の基礎
17:00-17:20 総合議論
17:20-17:30 クロージング
古崎晃司(大阪大学 産業科学研究所)

セミナー参加の事前申込が必要です(※ 受講は無料です)。

問い合わせ先

理化学研究所 (担当: 久米)
人工知能学会セマンティックウェブとオントロジー(SWO)研究会 (担当:古崎)
Email: kobe-lod-symposium[at]ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。

参加申し込み

参加費は無料ですが、懇親会(9/21)とランチお弁当(9/22)を希望される方は別途費用が必要です。
懇親会(9/21)参加希望者: 3000円程度を予定
ランチお弁当(9/22)希望: 1000円
※当日、懇親会費とお弁当代を受付時に徴収させていただきます。
※お釣りがないようにご準備ください。

下記サイトにて、事前参加申し込みをお願いします。(定員100名程度)
第2回Linked Open Data(LOD)活用ワークショップ in 神戸
※参加申し込み数が定員に達した場合には、参加申し込みを締め切らせていただきます。

ハンズオンセッションについて

  • プログラミング経験の有無は問いませんが、Webページの作成や簡単なプログラム経験があることが、より好ましいと思われます。
  • ハンズオンセッションでは、無線LANに接続可能なノートパソコンをご持参ください。
  • ハンズオンに用いる資料やプログラム等の情報は、KnowledgeGraphJapanのページで順次、公開する予定です。

個人情報に関する取扱について

ご記入いただいた個人情報は,参加者の集計および主催者からの連絡に利用させていただきます。