広報活動

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2019年6月14日

科学技術振興機構(JST)
日本原子力研究開発機構
東北大学金属材料研究所
東北大学材料科学高等研究所
理化学研究所
東京大学

スピン流が機械的な動力を運ぶことを実証

-ミクロな量子力学からマクロな機械運動を生み出す新手法-

JST戦略的創造研究推進事業において、ERATO 齊藤スピン量子整流プロジェクトの針井一哉研究員(日本原子力研究開発機構先端基礎研究センター 特定課題推進員)、齊藤英治研究総括(研究当時:東北大学金属材料研究所・材料科学高等研究所 教授、現:東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻 教授 兼任)、前川禎通グループリーダー(理化学研究所創発物性科学研究センター 上級研究員)らの研究グループは、マイクロメートルスケールの磁性絶縁片持ち梁(カンチレバー)を作製し、そこに磁気の流れであるスピン流を注入することでカンチレバーを振動させることに成功しました。カンチレバーは絶縁体なので、電流は一切流れず、磁気の流れであるスピン流だけを流すことができます。この結果により、スピン流が運ぶミクロな量子力学的回転がマクロな動力となることが実証されました。

今回作製した素子では、加熱によってスピン流を注入するため、カンチレバー上に電気配線することなく振動を起こすことができます。そのため、本手法は配線が困難なマイクロ機械デバイスの動力などに応用できる可能性があります。

詳細は科学技術振興機構のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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