2009年9月14日
理化学研究所
「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」成果報告シンポジウム~感染症に挑む知のネットワーク アジア・アフリカとともに~の開催
―改めて問う、感染症研究の必要性と社会的意義―
独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)感染症研究ネットワーク支援センター(永井美之センター長)は、文部科学省と共催で、平成21年10月9日(金)に丸ビル7階の丸ビルホールで文部科学省「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」成果シンポジウムを開催します。
文部科学省「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」の一環として、研究内容の情報発信、国民の理解増進、研究者間の意見交換などを目的として、ラオスパスツール研究所所長や日本の感染症研究の第一線で活躍している研究者などをお招きし、「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」の成果報告シンポジウムを開催することとなりましたので、お知らせいたします。
(同時発表:文部科学省)
シンポジウムの概要
平成17年度から文部科学省が実施している「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」では、アジア・アフリカの新興・再興感染症の発生国あるいは発生が想定される国に、現地研究機関との協力の下、海外研究拠点を設置するとともに、国内体制を整備し、感染症対策を支える基礎研究を集中的・継続的に進め、知見の集積、人材育成などを図ることを推進してきました。平成21年度はプログラムの最終年度にあたり、これまでに得られた研究成果を報告するシンポジウムを開催いたします。
第1部では、アジア諸国で、どういった感染症が流行し、どのような問題が発生しているか、それが日本の安心・安全にどのようにかかわってくるのかを現地での共同研究の成果を踏まえて報告します。さらに、現地での感染症の診断・治療の新しい取り組みや、感染症診断の技術革新などについてもご報告します。
第2部では、感染症研究の第一線で活躍している研究者による講演とパネル・ディスカッションを通して、新型インフルエンザ(H1N1)の流行に関して総括し、今後の課題を提起します。
日時
平成21年10月9日(金)
【第1部】13:00~16:40
【第2部】17:00~19:00
場所
丸ビル7階 丸ビルホール(東京都千代田区丸の内2-4-1)
主催
文部科学省、独立行政法人理化学研究所 感染症研究ネットワーク支援センター
プログラム
詳細は、ホームページをご覧ください。(同時通訳あり)
参加方法
参加申し込みは、上記「プログラム」ホームページの「応募フォーム」からお申し込み下さい。参加費は無料です。
受付の締め切りは9月25日ですが、定員に達した場合は早めに締め切る場合があります。また、当日の受付順で同時中継会場にご案内することがありますので、予めご了承下さい。
お問い合わせ先
独立行政法人理化学研究所 感染症研究ネットワーク支援センター 情報チーム
岡本 仁子 (おかもと よしこ)
Tel: 03-5223-8766 / Fax: 03-5223-6060
横浜研究推進部 企画課
Tel: 045-503-9117 / Fax: 045-503-9113
報道担当
独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715