広報活動

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2010年5月10日

国立大学法人岡山大学
独立行政法人理化学研究所

国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と独立行政法人理化学研究所との学生の教育・研究に関する協定調印について

国立大学法人岡山大学(所在地:岡山県岡山市北区、学長 千葉 喬三、以下「岡山大学」)大学院医歯薬学総合研究科(研究科長 槇野 博史 以下「研究科」)と独立行政法人理化学研究所(所在地:埼玉県和光市、理事長 野依 良治、以下「理研」)は、教育研究活動の一層の充実を図るとともに、相互の研究交流を促進し、その成果を学術および科学技術の発展に資することを目的として、「国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科と独立行政法人理化学研究所との学生の教育・研究に関する協定書」を締結することに合意しました。

この協定をもとに、研究科と理研神戸研究所分子イメージング科学研究センター(センター長 渡辺恭良、以下「理研CMIS」)が協力を開始し、分子イメージング科学研究によるイノベーションの創出、国際的に活躍できる人材の育成、人材交流を目指します。

2010年5月11日(火)13時より、岡山市の岡山大学で、研究科 槇野博史研究科長、理研 川合眞紀理事が出席し、協定の調印式を行います。

協定締結に至った経緯と概要

理研CMISは、文部科学省「社会のニーズを踏まえたライフサイエンス分野の研究開発-分子イメージング研究プログラム-」の創薬候補物質探索拠点を担う「分子イメージング研究プログラム」として2005年7月に発足し、2007年度より神戸研究所に研究拠点を集約、さらに2008年10月に「分子イメージング科学研究センター」となり、活動を続けています。

一方、研究科は、文部科学省2006年度科学技術振興調整費「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラムにおいて、「ナノバイオ標的医療の融合的創出拠点の形成(ICONT)」を推進し、分子イメージング研究分野において多くの成果を挙げてきました。また、2009年度に科学技術振興機構 地域産学官共同研究拠点整備事業 産官学連携の分子イメージング研究拠点「おかやまメディカルイノベーションセンター(OMIC)」が採択され、本格始動が決定しています。

これを契機に、研究科と理研CMISが協力して連携大学院を設置し、分子イメージング科学研究によるイノベーションの創出、国際的に活躍できる人材の育成、人材交流を目指し、教育・研究に関する協定を締結することになりました。

具体的には、創薬候補物質の探索から、前臨床、マイクロドーズ試験、臨床治験、製品化にわたる迅速化を図り、基礎と臨床の橋渡し研究を推進する研究者の養成、先端的知識を活用できる研究者、医師、歯科医師、薬剤師、創薬研究者、医療技術者、企業研究者、治験計画立案者の養成を目指します。

今回の協定は、医学全領域にわたるもので、薬学系分野のみならず医学系基礎・臨床分野および歯学系分野を網羅しており、日本国内で類を見ない革新的かつ先駆的な取り組みとして期待されます。

調印式概要

  1. 日時 2010年 5月11日(火)13:00~13:30
  2. 場所 岡山大学鹿田キャンパス 管理棟3階 中会議室
  3. 調印署名者
    • 国立大学法人岡山大学大学院医歯薬学総合研究科長 槇野 博史
    • 独立行政法人理化学研究所理事 川合 眞紀
  4. ほかの出席予定者
    岡山大学
    理事(研究・学術担当)
    曽良 達生
    理事(教育・学生担当)
    佐藤 豊信
    医学部長
    許 南浩
    歯学部長
    松尾 龍二
    薬学部長
    合田 榮一
    理化学研究所
    分子イメージング科学研究センター長
    渡辺 恭良
    神戸研究所副所長
    田中 正朗
    岡山大学教授、分子イメージング科学研究センター
    チームリーダー 榎本 秀一

教育研究に係る協定の概要

研究科に連携講座(分子イメージング分野(仮称))を設置し、理研CMIS研究者を客員教員とします。客員教員は、研究科において大学院生に教育活動をおこなうとともに、理研CMISにおいて大学院生に研究指導をおこなうことが予定されています。

各機関概要

岡山大学

全国有数を誇る広大なキャンパスに11学部と、人文社会学系、自然科学系、環境学系、生命(医療)学系、ならびに教育学系の充実した大学院を擁し、学部生と大学院生約14,000人、留学生650人、ならびに2,600人の教職員が在籍する全国屈指の総合大学です。“高度な知の創成と的確な知の継承”を理念に公的な知の府として、高度な知の創成(研究)と的確な知の継承(教育と社会還元)を通じ、人類社会の発展に貢献することを目指しています。

大学院医歯薬学総合研究科は、1870年創立の長い歴史と伝統を有する医学部、歯学部、薬学部を基礎とする総合大学院であり、国際社会において高く評価され、地域社会に広く活用される研究成果の創出を基礎として、創造性豊かな自立した研究者、研究・教育・医療におけるリーダー、ならびに高度な専門知識と豊かな人間性に基づく倫理観を兼ね備えた医療職業人を養成しています。

理化学研究所

物理学、化学、医学、生物学、工学などの広範な科学・技術分野において、基礎から応用に至る研究を実施する日本で唯一の自然科学の総合研究所として、わが国の研究基盤形成、国際的にも研究水準の向上に貢献しています。

お問い合わせ先

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
学務課大学院係
Tel: 086-235-7986 / Fax: 086-235-7045

報道担当

独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715
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5月11日 調印式の様子

調印式
槇野博史研究科長と川合眞紀理事