広報活動

Print

2011年9月27日

独立行政法人理化学研究所
学校法人北里研究所

理研オミックス基盤研究領域と北里大学海洋生命科学部が研究協定を締結

―水生生物のゲノム遺伝子解析促進に向けて―

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)オミックス基盤研究領域(理研OSC、林崎良英領域長)と北里大学(柴 忠義学長)海洋生命科学部(緒方武比古学部長)は、水生生物のゲノム遺伝子解析分野で協力体制を構築するため、学術交流協定を締結します。2011年9月28日 15時より、東京都千代田区内幸町の理化学研究所東京連絡事務所にて、林崎良英領域長と緒方武比古学部長らが出席し、協定書の調印を行い、今後は個別の研究テーマを目的とした共同研究の実施など本格的な活動を開始します。

北里大学は、岩手県大船渡市の越喜来半島の高台に三陸キャンパスを擁し、海洋生命科学部※1を中心に海洋生物資源の確保と高度有効利用や沿岸海洋環境の保全に関する教育・研究に取り組んできました。2011年3月11日の東日本大震災の影響を受けて、海洋生命科学部は今後5年間、三陸キャンパスから教育・研究の場を相模原キャンパス(神奈川県相模原市)に移さざるを得なくなりました。

震災後の2011年3月30日から、いち早く被災地の学生の受け入れを表明している理研OSCは、北里大学三陸キャンパスの被災状況を知り、移転後の海洋生命科学部との研究協力及び同大学の学生の受け入れなどを提案しました。これを受け、両者で意見交換した結果、水生生物の遺伝子解析に関する共同研究を開始すること、及び7月から同研究室の学生を理研OSCに受け入れることで合意、2013年3月までの研究協定を締結することになりました。

これまで接点が無かった両研究機関が震災を契機に新しい研究協力体制を築くことになりました。この研究協定を通して科学技術情報の交換や研究者の交流活動を拡充していきます。

調印式概要

日時

2011年9月28日(水)午後3時00分~4時00分

場所

理化学研究所東京連絡事務所

調印署名者

独立行政法人理化学研究所 オミックス基盤研究領域
領域長 林崎 良英
学校法人北里研究所 北里大学 海洋生命科学部
学部長(理事) 緒方 武比古

出席予定者

理化学研究所
川合 眞紀理事
横浜研究所 大熊 健司所長
横浜研究所研究推進部 渡辺 その子部長
オミックス基盤研究領域 林崎 良英領域長
オミックス基盤研究領域 河合 純副領域長

北里大学
海洋生命科学部 緒方 武比古学部長(理事)
海洋生命科学部運営委員 高橋 明義教授
大学院水産学研究科専攻主任 菅野 信弘教授
海洋生命科学部 奥村 誠一准教授
海洋生命科学部 前田 昌彦事務長

式次第
  1. 冒頭挨拶(15:00~15:02)
  2. 出席者紹介(15:02~15:05)
  3. 協定内容説明(15:05~15:10)
  4. 協定書確認、調印、写真撮影(15:10~15:15)
  5. 挨拶(15:15~15:30)
  6. 質疑応答(15:30~15:45)

お問い合わせ先

独立行政法人理化学研究所 オミックス基盤研究領域 広報チーム
Tel: 045-503-9222 / Fax: 045-503-9216

横浜研究推進部 企画課
Tel: 045-503-9117 / Fax: 045-503-9113

北里大学海洋生命科学部 海洋生命科学部事務室 総務課
Tel: 042-778-7905 / Fax: 042-778-5010

報道担当

独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715

補足説明

  1. 北里大学海洋生命科学部
    1972年に増設された同学の水産学部を母体とし、2008年に現在の海洋生命科学部に改称。学部内に海洋生命科学科(定員640名)を置く。三陸の多様な海洋生物と恵まれた自然環境の中で実験や研究を行ってきた。卒業生を教育界や農水産・食品業界などに数多く輩出。学部長は緒方武比古教授(2011年7月現在)。
緒方武比古 学部長と林崎良英 領域長

9月28日の調印式の様子。左が緒方武比古 学部長 、右側が林崎良英 領域長