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2012年4月20日

理化学研究所

平野博文 文部科学大臣が播磨研究所、計算科学研究機構を視察

平成24年4月16日(月)、平野博文 文部科学大臣が理研の播磨研究所と計算科学研究機構を順に訪問、視察した。

最初に訪問した播磨研究所では、まず石川哲也所長から今年3月に供用を開始したX線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA(さくら)」の概要説明があった。続く現場見学では、SACLA加速器棟で石川所長から他国のXFEL施設に比べてコンパクト化を可能にした日本独自技術について、SACLA実験研究棟で矢橋牧名グループディレクター(ビームライン研究開発グループ)から実験ホール内の実験機器等について説明を受けた。

また、大型放射光施設「SPring-8」のビームライン「BL32XU」で山本雅貴部長(基盤研究部長)から放射光によるタンパク質構造解析の最新トピックについて、ビームライン「BL02B2 / BL03XU」で高輝度光科学研究センター(JASRI)の藤原明比古グループリーダー(構造物性Ⅰグループ)から機能性材料開発や産官学連携について説明を受けた。

平野大臣は世界最先端の日本の技術について非常に熱心に質問され、特にSACLAとスーパーコンピュタ「京」との連携、SACLAの更なる小型化、SPring-8の高度化に強い関心を持たれていた。

矢橋グループディレクターと平野大臣

矢橋グループディレクター(右)から装置の説明を受ける平野大臣(中央)

続いて平野大臣は計算科学研究機構を訪問し、「京」の開発・利用の状況、計算科学の研究の現場を視察。まず、野依良治理事長、平尾公彦機構長、渡邊貞プロジェクトリーダーなどから「京」の概要や利活用によって拓かれる新しい世界についての説明があった。その後、開発・整備中の「京」や空調機械室などを視察し、開発状況や利用の意義、他研究機関との連携、海外の状況、人材育成など多岐にわたり活発な意見交換が行われた。

渡邊プロジェクトリーダー、野依理事長、平尾機構長、平野大臣

渡邊プロジェクトリーダー(左)、野依理事長(中央右)、平尾機構長(右)から「京」の説明を受ける平野大臣(中央)