広報活動

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2014年2月28日

理化学研究所

理研-マックスプランク協会 研究協力三十周年記念行事

2月26日午後、理化学研究所はドイツを代表する総合研究所であるマックスプランク協会(MPG: Max-Planck-Gesellschaft)と研究協力30周年を記念する式典を開催しました。

両機関による機関間の研究協力は1984年の協定締結を契機として始まり、これまで数多くの共同研究や研究者交流が実施されてきました。また1917年に理研が創設された際、そのモデルとなったのがMPGの前身であるカイザーヴィルヘルム協会であり、両機関の関係は約100年前まで遡ることが出来ます。理研とMPGは設立後も似通った運命を辿り、それぞれ国を代表する研究機関として日独の基礎科学研究を担うと同時に、この100年の激動の時代を乗り越え、現在では世界を代表する研究機関となっています。

この度の記念式典はこれまでの協力の功績を祝うと同時に、今後のさらなる協力の発展を祈念して実施されました。研究者や政府関係者をはじめ各界の方々のご出席の下、野依良治理化学研究所理事長とPeter Grussマックスプランク協会長が現代社会における研究機関の役割について講演を行い、参加者へ熱いメッセージを送りました。さらに両機関を代表して、理研‐マックスプランク連携研究センターの長田裕之センター長とPeter H. Seebergerセンター長が講演を行い、協力の歴史及びシステムズケミカルバイオロジー分野における連携研究について近年の研究成果を紹介しました。また山本一太内閣府特命担当大臣、櫻田義孝文部科学副大臣、土屋定之文部科学審議官、Lutz H. Görgensドイツ連邦共和国大使館公使、米倉弘昌経団連会長よりご祝辞を頂き、科学技術のさらなる発展、日独両国のさらなる協力へ向けて各界の方々より激励のお言葉を頂きました。

この度式典が執り行われた日本工業倶楽部会館は、日本でも数少ない本格的なセセッション様式の優美な建物で、1920年に竣工しました。理研とほぼ同時期に設立された会館は、財界及び近代工業発展の記念碑的な存在でもあります。

翌27日(木)には研究協力30周年記念行事の一環として、「RIKEN-MPI Joint Workshop on the Forefront of Metabolomics and Future Prospects」が開催されました。本ワークショップは、理化学研究所横浜事業所において環境資源科学研究センター(RIKEN CSRS)が主催し、行われたものです。

両機関の研究者に加え、ヨーロッパの研究機関からも研究者が参加し、メタボローム研究に関する活発な意見交換が行われました。本分野における連携は今後さらなる強化が進められる予定であり、連携研究センターの設立も視野に入れた議論が進められています。

理研とMPGは、日独を代表する総合研究機関として、今後も強固な連携を推し進めながら、基礎科学研究の発展に貢献していきます。

関連リンク
前列:土屋定之文部科学審議官、Peter Grussマックス・プランク協会会長、野依良治理研理事長、米倉弘昌経団連会長、後列:Lutz H. Görgens公使
(前列右から)土屋定之文部科学審議官、Peter Grussマックスプランク協会会長、野依良治理研理事長、米倉弘昌経団連会長
(後列右から2番目)Lutz H. Görgens公使
集合写真
会場写真
写真
集合写真

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