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2014年9月3日

理化学研究所

蔡、中村 両チームリーダーが第11回江崎玲於奈賞を受賞

創発物性科学研究センターの蔡 兆申 チームリーダー(巨視的量子コヒーレンス研究チーム)と中村 泰信 チームリーダー(超伝導量子エレクトロニクス研究チーム)が、「超伝導量子ビットシステムの研究」の業績により、第11回江崎玲於奈賞を受賞することが決定しました。

この賞は、国内の研究機関においてナノサイエンスまたはナノテクノロジーに関する研究に携わり、世界的に評価を受ける顕著な研究業績を挙げた研究者に贈呈されます。
授賞式は、11月中旬につくば国際会議場で行われる予定です。

参考
一般財団法人茨城県科学技術振興財団

受賞者のコメント

蔡氏

蔡 兆申 チームリーダー

このたびは栄えある江崎玲於奈賞の受賞の知らせを聞き、喜びも一入です。 ジョセフソン効果の研究に従事して今年で38年になりますが、我々の研究がこの度このような形で世間に評価され、またそれがこの分野の発展に貢献できたことに喜びと誇りを感じます。これまでに我々の研究をサポートしてくださった沢山の方たち、そして家内に特別な感謝の意をささげます。

中村氏

中村 泰信 チームリーダー

このたびは、大きな賞をいただき大変光栄です。江崎先生の有名なご研究は固体素子中の電子のトンネル効果に関するものでしたが、私たちの研究も量子トンネル効果の不思議、特に巨視的な系における量子トンネル現象を追究するところからスタートしました。それが新しく生まれてきた量子ビットという概念と結びついたことは大きな喜びです。今後も研究を進めて量子情報科学の発展に貢献し、超伝導量子回路を社会の中で用いられる技術に高めていければと思います。これまで共に研究を行ってきた仲間、それを支援してくれた研究機関のスタッフ、そして家族に感謝します。