広報活動

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2014年9月18日

公益財団法人先端医療振興財団
独立行政法人理化学研究所

「滲出型加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮シート移植に関する臨床研究」第1症例目の被験者の退院について

「滲出型加齢黄斑変性に対する自家iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)シート移植に関する臨床研究」において、平成26年9月12日に先端医療センター病院にて移植手術を実施し、その後同院に入院をしていた第一症例目の被験者が、本日退院しましたのでご報告いたします。

被験者について

兵庫県在住、70歳代、女性

※ 被験者の個人情報の保護の観点により、被験者に関するその他の情報の公開を控えさせていただきます。

※ 被験者からは「経過を静かに見守ってほしい。」とのコメントをいただいております。被験者本人の強い希望により、被験者本人および家族を特定し、取材活動に及ぶ等の行為については、厳に慎みいただきますようお願いいたします。

移植手術について

実施場所:先端医療センター病院(神戸市中央区港島南町2丁目2番)
手術日時:平成26年9月12日(金)14時20分~16時20分
手術内容:約1.3mm×3mmのRPEシート1枚を被験者眼球(片目)の網膜下に移植

術後の経過および今後の情報提供について

合併症等の有害事象の発生はなく、経過は良好です。移植したRPEシートは所定の位置に留まっており異常は見られません。ただし、RPEシート移植の安全性や視機能への影響を客観的に評価するためには、約1年間の観察期間が必要です。そのため、次の経過や結果に関する情報提供は、移植1年後以降を予定しています。なお、重篤な有害事象が生じた場合等はこの限りではありません。

栗本 康夫(神戸市立医療センター中央市民病院 眼科部長 兼 先端医療センター病院 眼科統括部長)のコメント

本日、第一例目の患者さんが退院されました。経過も良好で、ひとまず安堵をしている所です。これからも患者さんが良好な経過を辿られるよう、診療に最善を尽くして参ります。また、臨床研究としてはこれからが本番となりますので、関係機関とも連携を図りながら、万全の体制で慎重に評価をして参りたいと考えております。

高橋 政代(理化学研究所 網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー)のコメント

このプロジェクトに協力していただいた、たくさんの方々に感謝しています。

問い合わせ

先端医療振興財団 総務課
Tel: 078-306-1700 / Fax: 078-306-1708

理化学研究所
発生・再生科学総合研究センター 国際広報室
Tel: 078-306-3092, 3310
cdb-pr [at] cdb.riken.jp ([at]は@に置き換えてください。)

広報室
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715