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2015年11月27日

理化学研究所

相田卓三 副センター長が江崎玲於奈賞を受賞

相田卓三副センター長の写真

相田卓三 副センター長(理化学研究所 創発物性科学研究センター)が第12回江崎玲於奈賞を受賞し、11月24日につくば国際会議場にて授賞式が行われました。

一般財団法人茨城県科学技術振興財団による江崎玲於奈賞は、日本国内の研究機関においてナノサイエンスあるいはナノテクノロジーに関する研究に携わり、世界的に評価を受ける顕著な研究業績を挙げた研究者に授与されます。

今回の受賞は相田副センター長の「有機分子材料のメゾスケール構造制御と新機能発現」に関する研究業績が評価されたものです。

受賞者のコメント

このたび栄えある賞をいただくことができ、大変光栄に存じます。今回の受賞は、小職が独立した研究者として活動を始めたころから手がけています高分子材料を中心とする機能性ソフトマテリアルの創成に関してご高配を賜った結果だと理解しています。たとえば筋肉などの複雑な動きを実現する組織は均一ではなく、次元性や階層性といった構造要素が、分子レベルからナノスケールを経由して巨視的スケールに至るまで精緻にデザインされている必要があります。そのような「不均一性のデザイン」には、従来の熱平衡化学の原則から発想的に脱却し、巨大分子間に働く非平衡の相互作用を駆使する必要があります。分子科学の挑戦ともいえるこの難解な課題に臨み、はからずもいくつかの新発見ができたことの裏には、これまで一緒に研究をして下さった多くの仲間の情熱があります。ここにあらためて御礼申し上げます。

受賞式の様子の写真

受賞式の様子