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2016年10月14日

理化学研究所

第5回世界研究機関長会議が開催される

2016年10月1日、「科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)」のサテライト会議として、理化学研究所(理研)と産業技術総合研究所の共催で「第5回世界研究機関長会議」を開催しました。理研の松本紘理事長とフランスの国立科学研究センター(CNRS)のアラン・フックス理事長が共同議長を務めました。

当日は、世界を代表する11か国19の研究機関の長が京都国際会館に集い、産業界等との協力関係の強化や協力に向けた取組をどのように進めていくかについて活発な意見を交わしました。

産業界からの意見を取り入れるため、日本経済団体連合会(経団連)からゲストとして、日本電気株式会社(NEC)の江村克己取締役 執行役員常務兼CTOを招待しました。江村氏からは、「世界各国の国立研究所の関係者が集まるこの会議に参加できる機会が得られ、とてもうれしく思います。昨年11月に国連において持続可能な開発目標が採択される中、我々が直面するさまざまな社会的課題の解決に向け、参加者の皆様が産業界との協力をどのように強化していくかを今年のテーマとして選んだことは非常に有意義だったのではないかと思います。将来の社会についてのビジョンを共有しながら、産業界と協力を進めていく国立研究機関の強い意志と、さまざまなアプローチがとられつつあることに感銘を受けました。私個人にとって、産業界の代表として、会にお招き頂いたことは光栄なことでした」とのコメントを頂き、産業界・国立研究機関双方にとって本会議は非常に有意義なものとなりました。

最後には、今日人類が直面している多くの課題の克服に向け、産業界との協力関係が重要であることを記した共同宣言を採択し、閉会しました。

第5回世界研究機関長会議後の集合写真

集合写真

江村克己氏の写真

江村克己 NEC 取締役 執行役員常務 兼 CTO

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