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2018年4月9日

理化学研究所
京都府

理化学研究所けいはんな地区
iPS細胞創薬基盤開発連携拠点の設置について

理化学研究所(理研)は、京都府との連携・協力の一環として、関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市:京都府相楽郡精華町)においてiPS細胞創薬基盤開発連携拠点をけいはんな地区に設置しました。それに伴い、2018年4月9日に、「理化学研究所けいはんな地区iPS細胞創薬基盤開発連携拠点開所式典」を開催しました。

本拠点は、疾患特異的iPS細胞の利活用の促進、大学や製薬会社等における創薬研究開発のためのリソースや技術支援を提供する基盤として貢献することを目的としています。今後、京都府や京都大学iPS細胞研究所との連携により、我が国における創薬・病態研究を強力に支援することを目指します。

経緯

理研バイオリソース研究センター(BRC)は筑波地区にて、生命科学において必要不可欠な生物実験材料(バイオリソース)の収集・保存・提供事業を展開しています。BRCのバイオリソース事業は、これまで25万件に近いバイオリソースを国内約7,000機関、海外69ヵ国約5,000機関に提供する等、世界トップクラスの規模と安定性を誇り、世界中の生命科学の研究者を支えています。

BRCは、この疾患特異的iPS細胞バンクの創薬研究への利活用を促進するため、2017年4月1日に創薬細胞基盤開発チーム(井上治久チームリーダー)を発足させました。その後、京都府との連携・協力のもと、けいはんな地区iPS創薬基盤開発連携拠点の設置に向けて研究室の整備を進めてきました。

2018年4月1日より、創薬細胞基盤開発チームは、名称を「iPS創薬基盤開発チーム」に改め、けいはんな地区に整備された本拠点に活動場所を移し、本格的に研究活動を開始しました。

iPS創薬基盤開発チームの概要

iPS創薬基盤開発チームは、BRCが保有する疾患特異的iPS細胞を用いて、以下の研究開発を行います。

  • 1.創薬・病態研究の基盤技術の開発
  • 2.実用化・一般化を目指した創薬技術の先導
  • 3.アカデミア・企業とiPS細胞の橋渡し

問い合わせ先・機関窓口

iPS細胞創薬基盤開発連携拠点に関すること

理化学研究所 バイオリソース研究推進室
Tel: 029-836-9114
tsukuba-kikaku[at]riken.jp(※[at]は@に置き換えてください。)

機関窓口

理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272
お問い合わせフォーム

京都府 商工労働観光部文化学術研究都市推進課 計画推進担当
Tel: 075-414-5194
bunkaga[at]pref.kyoto.lg.jp(※[at]は@に置き換えてください。)

出席者による記念撮影集合写真

出席者による記念撮影

主宰者挨拶する松本理事長の写真

主宰者挨拶する松本理事長

BRCの事業について説明する小幡センター長の写真

BRCの事業について説明する小幡センター長

拠点での研究概要について説明する井上チームリーダーの写真

拠点での研究概要について説明する井上チームリーダー

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