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2019年5月23日

理化学研究所

ポスト「京」の名称 「富岳(ふがく)」に決定

-世界トップクラスのスーパーコンピュータであること等で選考-

理化学研究所(理研)は、理研が開発主体となって開発・整備を推進しているスーパーコンピュータ、ポスト「京」[12]の名称を「富岳(ふがく)」に決定しました。

「富岳」は"富士山"の異名で、富士山の高さがポスト「京」の性能の高さを表し、また富士山の裾野の広がりがポスト「京」のユーザーの拡がりを意味します。また"富士山"が海外の方々からの知名度も高く名称として相応しいこと、さらにはスーパーコンピュータの名称は山にちなんだ名称の潮流があること、また海外の方からも発音しやすいことから選考しました。

今後、理研はポスト「京」をスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」と呼びます。なお、英語表記は、Supercomputer "Fugaku"となります。

経緯

理研は、開発・整備を進めているポスト「京」について、

  1. 世界トップレベルの研究拠点・スーパーコンピュータであることを知っていただけること
  2. 日本国内のみならず、世界中の方々にとって親しみやすい名称であることを期待して、名称を一般公募しました注1)

これに対し、2019年2月15日から4月8日までの募集期間に、5,181件の応募がありました。その中で、無効59件を除いた有効応募数は5,122件で、同名重複を除いた純粋な候補数は2,487件でした。

その後、理研において、外部委員を含めたポスト「京」ネーミング委員会で候補を選定し、理研理事会議で決定しました。

※ポスト「京」ネーミング委員会 委員名簿(五十音順、敬称略)

委員長 松岡 聡 理研計算科学研究センター センター長
委員 石川 裕 理研計算科学研究センター フラッグシップ2020プロジェクト
プロジェクトリーダー
市村 強 東京大学地震研究所 教授
イリス・ヴィーツォレック
(Iris Wieczorek)
IRIS科学・技術経営研究所 代表
ジェンズ・ウィルキンソン
(Jens Wilkinson)
理研 国際部
岡谷 重雄 理研 副理事
金 文京 京都大学 名誉教授
瀧澤 美奈子 科学ジャーナリスト
三浦 謙一 国立情報学研究所 名誉教授
美濃 導彦 理研 理事
村山 斉 UCバークレー校 物理学教授

なお、「富岳(ふがく)」の名称は下記の2名の方からご応募いただきました。

(五十音順)
森 宏治さま (東京都)
山本 玉木さま (広島県)

また名称決定に際して、「富岳」のイメージに合うようなロゴマークを今後作成する予定です。

参考

ポスト「京」ネーミング委員会にて選定した名称候補
「富岳(ふがく)、穹(きゅう)、叡(えい)、Yukawa(ゆかわ)、凌駕(りょうが)、光明(こうみょう)、解(かい)」

応募の多かった名称候補 (上位3件) 「1位 垓(がい)、2位 雅(みやび)、3位 極(ごく)」

注1)2019年2月15日プレスリリース「ポスト「京」の名称を募集

補足説明

  1. スーパーコンピュータ「京(けい)」
    文部科学省が推進する革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の中核システムとして、理化学研究所と富士通株式会社が共同で開発を行い、2012年9月に共用を開始した、計算速度10ペタフロップス級のスーパーコンピュータ。
  2. ポスト「京(けい)」
    スーパーコンピュータ「京」の後継機。2020年代に、ますます複雑化する社会のさまざまな課題の解決やサイエンスの探究を通じて日本の成長に貢献し、世界をリードする成果を生み出すことを目的とした、計算性能、画期的な成果創出、ユーザーの利便性・使い勝手の良さ、電力性能の総合力において世界最高レベルのスーパーコンピュータである。創薬や防災、産業競争力の強化などを実現するシミュレーションに加え、新しい利用分野である、AI(深層学習)、ビッグデータの基盤としての利活用が期待されている。最大で「京」の100倍のアプリケーション実効性能を目指す。
「富岳(ふがく)」の名称ボードを掲げる松本紘理事長の写真

「富岳(ふがく)」の名称ボードを掲げる松本紘理事長

集合写真

登壇者による集合写真

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