広報活動

2016年11月7日

60秒でわかる? 糖鎖研究から革新的な医療を生み出す

キーワード

生物学, 生化学, 糖鎖, 疾患, アルツハイマー病, Gnt-Ⅲ, レクチン, がんマーカー, バイセクト糖鎖, フコース, グルコース

概要

糖鎖とは、グルコースなどの単糖が複雑に分岐しながら連なったもので、細胞膜に埋め込まれたタンパク質や脂質に結合します。私たちの身体を構成する細胞のほぼすべての表面には、糖鎖がひげのように出ています。糖鎖の構造や数は、細胞の種類によって、また同じ種類の細胞でも状態によって変わります。細胞やタンパク質は、相手の「細胞の顔」、つまり表面に出ている糖鎖を見てその種類や状態を認識し、情報をやり取りします。ウイルスや細菌、病原体の毒素にとっても糖鎖は重要で、それぞれ特定の糖鎖を見つけ、それに結合して細胞内に侵入するのです。『理研ニュース』2016年11月号の“研究最前線”で、グローバル研究クラスタ 理研-マックスプランク連携研究センター システム糖鎖生物学研究グループディレクター兼、疾患糖鎖研究チームリーダーの谷口 直之(たにぐち・なおゆき)博士が、糖鎖と疾患との関係を明らかにすることで、糖鎖をターゲットとした創薬や糖鎖を目印にした疾患の早期診断につなげようとする取り組みについて熱く語っています。この動画で谷口博士の60秒解説をご覧いただけます。

再生時間

1分36秒