広報活動

2017年11月14日

高感度共焦点顕微鏡システムSCLIMで撮影したゴルジ体の再形成

キーワード

理化学研究所, 光量子工学研究領域, ゴルジ体, 膜交通, ライブイメージング, 超解像, 共焦点顕微鏡, 蛍光, 真核生物, 植物, タイムラプス, SCLIM

概要

理研の研究チームは、多色・超解像・高速で蛍光イメージングが可能な「高感度共焦点顕微鏡システムSCLIM」をはじめとした最先端のイメージング技術によって、薬剤処理によって消失させたゴルジ体が再形成される様子を、タバコの培養細胞で詳細に観察した。この動画は、ゴルジ体のシス槽・トランス槽・小胞体のそれぞれに局在する三つのタンパク質の挙動を、同時に3次元で経時的に撮影=3次元タイムラプス観察したものである。

ゴルジ体の非常に特徴的な形(層板構造)がどのように形成されるのかは、ゴルジ体の発見から約120年たった現在でもほとんど明らかになっていなかった。研究チームは今回、小胞体からゴルジ体が形成されるときには足場となる構造「GECCO」があること、また、この構造がこれまでに知られていない輸送システムによって作られることを明らかにした。

2017年11月14日プレスリリース「ゴルジ体形成の足場「GECCO」」より

発表者

光量子工学研究領域 エクストリームフォトニクス研究グループ 生細胞超解像イメージング研究チーム
特別研究員 伊藤 容子 (いとう ようこ)
客員研究員 植村 知博 (うえむら ともひろ)
チームリーダー 中野 明彦 (なかの あきひこ)

再生時間