広報活動

2018年6月15日

XFELで超高速反応するタンパク質の構造変化

キーワード

RIKEN SPring-8 Center、放射光科学研究センター、SACLA利用技術開拓グループ、X線自由電子レーザー、結晶構造解析法、光応答タンパク質、構造変化

概要

理化学研究所(理研)放射光科学研究センターSACLA利用技術開拓グループの岩田想グループディレクター(京都大学大学院医学研究科教授)、イメージング開発チームの南後恵理子研究員らの国際共同研究グループは、光に応答するタンパク質がフェムト秒(1,000兆分の1秒)からピコ秒(1兆分の1秒)という超高速で反応する過程をX線自由電子レーザー(XFEL)によって、原子の動きまで克明に動画として捉えることに成功しました。

国際共同研究グループは、米国のXFEL施設LCLSにて、連続フェムト秒結晶構造解析(SFX)法とポンプ・プローブ法を組み合わせた手法を用いて実験を行いました。 バクテリオロドプシンの結晶に光を照射して反応を開始させた後、フェムト秒から10ピコ秒にかけて測定を行い、時間ごとに変わっていくタンパク質の構造変化を動画撮影しました。

2018年6月15日プレスリリース「フェムト秒スケールのタンパク質分子動画」より

発表者

放射光科学研究センター 利用技術開拓研究部門 SACLA利用技術開拓グループ
グループディレクター 岩田 想(いわた そう)

XFEL研究開発部門 ビームライン研究開発グループ イメージング開発チーム
研究員 南後 恵理子(なんご えりこ)

再生時間

5秒