広報活動

2019年3月11日

積荷タンパク質を保持したゴルジ体が成熟する様子(緑:積荷タンパク質、赤:シスゴルジマーカー、青:トランスゴルジマーカー)

キーワード

膜交通、小胞輸送、超解像ライブイメージング、共焦点顕微鏡、細胞小器官

概要

理研、情報通信研究機構の共同研究チームは、細胞の中でタンパク質がゴルジ体内を輸送される仕組みを明らかにしました。

本研究成果は、タンパク質の輸送異常やその破綻による疾患メカニズムについての研究の発展につながると期待できます。

ゴルジ体は、小胞体で新たに作られた多種多様なタンパク質(積荷タンパク質)を糖鎖などで修飾し、それぞれを働くべき場所へ輸送するという、細胞内タンパク質輸送の中心的な役割を担っています。

しかし、そのゴルジ体の中をどのようにタンパク質が輸送されるかについてはいまだに議論が続いていました。

今回、共同研究チームは4Dライブセルイメージングを用いて、ゴルジ体の槽成熟と積荷タンパク質の輸送を同時に可視化しました。

その結果、積荷タンパク質は、ゴルジ体の「槽成熟」に伴って槽内に形成される領域(ゾーン)間を移動しながら輸送されることを明らかにしました。

2019年3月11日プレスリリース「タンパク質がゴルジ体内を輸送される仕組みが明らかに」より

再生時間

6秒