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独立行政法人 理化学研究所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ゲンジボタルの発光現象の仕組みをとらえる - 世界最大の放射光施設SPring-8の光が解き明かす小さな光の謎 - |
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| 平成18年3月16日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◇ポイント◇
これまで、ホタルによる黄緑色の発光はタンパク質であるルシフェラーゼと発光基質※2であるルシフェリン※3との反応により生じること、さらにはルシフェラーゼの種類や反応条件の違いで発光色が黄緑から橙色や赤色に変化することが知られていました。しかしこうした現象が生じるメカニズムの多くは、大きな謎となっていました。 研究グループは、日本の代表的なホタルであり、アメリカ産ホタルの近縁種でもあるゲンジボタルを材料に使い、この幻想的な光を放つゲンジボタルのルシフェラーゼの立体構造が反応の経過にともなって変化していくさまを精密に捕らえ、この謎を解き明かしました。すなわちルシフェラーゼは、発光の際に、ルシフェリンから生じた発光体「オキシルシフェリン」を強く握りしめるような構造をとり、オキシルシフェリン分子が強く固定されることで化学エネルギーが無駄なく使われ黄緑色になり、握りが緩いとエネルギーが失われて赤色になることを突き止めました。 今回の成果は、精巧な分子装置である生物発光がどのようにして行われているのかを解明しただけでなく、全く新しい発光システム構築などへの応用を可能にするものです。本研究成果は、英国の科学雑誌『nature』(3月16日号)に掲載されます。
<補足説明>
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