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独立行政法人 理化学研究所 国立大学法人 東京大学 |
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イネの収量ホルモンを活性化する遺伝子発見 - ホルモン活性を利用した作物の生産性向上に期待 - |
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| 平成19年2月8日 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◇ポイント◇
サイトカイニンは、葉の老化抑制、光合成の活性化、頂芽優勢(ちょうがゆうせい)※3の制御やイネの穀粒数の決定など植物の成長、作物の収量にとって極めて重要な働きをする植物ホルモンです。一般的にホルモンは、非常に低い濃度でその能力を発揮するため、通常はまず前駆体として合成され、その後必要に応じて活性化のステップを経ることで機能します。サイトカイニン前駆体の合成に関わる遺伝子はすでにわかっていましたが、一番大切な活性化ステップに働く遺伝子の正体はわかっていませんでした。 今回、研究グループは穂や花の形成が異常になるイネのlog 変異体の原因遺伝子「LOG」が、サイトカイニンの活性化反応を担う酵素をコードすることを突き止めました。つまり、この遺伝子によって作られるLOGタンパク質がサイトカイニンヌクレオチドから糖リン酸を外し、今まで知られていなかった経路で活性体を作り出すことを明らかにしました。LOG遺伝子は、分裂組織の限られた細胞群でのみ働いていることから、植物中で活性型サイトカイニンの量が巧妙に調節されていることがわかります。 LOG遺伝子を利用すれば植物体内のサイトカイニン活性を直接コントロールすることが可能になります。今後、さまざまな作物でLOG遺伝子の機能を人為的に変えることで、生産性向上に大きく貢献するものと期待されます。 本研究成果は、英国の科学雑誌『Nature』(2月8日付け)に掲載されます。
<補足説明>
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