研究紹介

脳神経科学研究センター

理研CBS-花王連携センター

連携センター長 岡本 仁 (M.D., Ph.D.)
岡本 仁 (M.D., Ph.D.)

前身の理研BSIでは1997年の設立以来、脳科学における要素技術の開発と、神経回路を中心とする脳機能の解明に向けた基礎研究を実施してきました。一方、花王は、これまでの機能価値からのモノづくりに加えて、モノの感触や形状、色や香りなど五感を通した情緒的な価値判断やそれに伴う行動特性を踏まえて、真に生活者の心に響く“よきモノづくり”を進めています。理研CBS-花王連携センターは、そのような花王の取り組みやニューロマーケティングなど、『生活志向の脳研究』に貢献するとともに、感性認知、感性情動など新たな概念の確立を通して脳科学の更なる発展を目指します。また、セミナー等を通して相互の人材交流を促進し、共同で取り組む研究の方向性を総合的に検討するなど、相互の知識・情報・技術の融合を目指します。

  1. 感性認知研究
    末梢感覚器で受容された感覚情報がどのように脳へと伝達され、処理され、認知されて意思決定へと至るのか、その神経回路メカニズムを探求します。
  2. 感性情動研究
    多様な感覚入力によって誘起される快・不快の情動・行動発現機構および感覚刺激と報酬・罰との連合学習によって獲得される情動記憶の神経回路メカニズムを探求します。

キーワード

  • 神経回路操作
  • 意思決定
  • 情動と恐怖
  • 社会的闘争と階層
  • 神経細胞イメージング