研究紹介

計算科学研究センター

アプリケーション開発チーム

チームリーダー 富田 浩文 (D.Eng.)
富田 浩文 (D.Eng.)

アプリケーション開発チームは、コンピュータ・アーキテクチャ研究者、システムソフトウェア研究者、アルゴリズム研究者と協調して、ポスト「京」で最大の成果を得るための開発研究に取り組んでいます。具体的には以下の3つの課題を担っています。

  1. ターゲットアプリケーションによるコデザイン
    文部科学省の私的諮問機関により選定された、ポスト「京」で重点的に取り組むべき社会的・科学的課題(重点課題)について、重点課題実施機関や本プロジェクトの他チームとともに、各課題の代表的な「ターゲットアプリケーション」の性能評価と高速化を通してアプリケーションとシステムとの協調設計(コデザイン)を行っています。高速化技法は文書として記録し後続アプリケーションへの指針とします。また、コデザイン推進チームと協同しながら、新規アルゴリズム・実装手法の研究開発を行います。
  2. システム評価のためのアプリケーションベンチマークの確立
    様々な分野の代表的なアプリケーションについて、元来の計算性能特性を維持しながら、ソースプログラム形式で公開提供でき、かつ容易な実行が可能となる様コンパクトに作成された「ミニアプリ」集の整備を進めています。様々な角度から「ミニアプリ」の構造的な分析と「京」を含むスーパーコンピュータ上での実行分析を行い、システム性能評価における標準的ツールとして国際的にも有効に利用される事を目的としています。
    また、大学等との共同研究も行い、将来を見据えたシステム評価方法を確立します。
  3. アプリ基盤研究開発
    ポスト「京」で多様なユーザーが最大の成果を創出する様、AICSの研究部門と協調しながら、ライブラリー・フレームワーク等のアプリケーション基盤技術の開発を行います。

また、平成24年度~25年度の「将来のHPCIシステムのあり方の調査研究(アプリケーション分野)」(アプリFS)で行ってきた、今後5年~10年に行うべきHPCで 解決すべき社会的・科学的課題の抽出作業を継続して進める活動「今後のHPCIを使った計算科学発展のための検討会」を行いました。(理研AICS主体での活動は平成28年度で終了)

研究主分野

環境学

研究関連分野

総合理工

キーワード

  • ターゲットアプリケーションによるコデザイン
  • システム評価のためのアプリケーションベンチマークの確立
  • アプリ基盤研究開発

主要論文

  1. Y. Kawashima, K. Hirao:
    "Singularity Correction for Long-Range-Corrected Density Functional Theory with Plane-Wave Basis Sets"
    The Journal of Physical Chemistry A, Vol. 121, No. 9, P. 2035-2045 (2017)
  2. Y. Kawashima, K. Sawada, T. Nakajima, M. Tachikawa:
    "Nuclear quantum effect on the intermolecular hydrogen bond of acetic acid - phosphorous acid anion cluster: An ab initio path integral molecular dynamics study"
    Journal of Computer Chemistry, Vol. 15, P. 203-209 (2016)
  3. Y. Nakamura, Y. Kuramashi, S. Takeda, A. Ukawa:
    "Critical endline of the finite temperature phase transition for 2+1 flavor QCD around the SU(3)-flavor symmetric point"
    PHYSICAL REVIEW D, 94, 114507 (2016)
  4. 鈴木惣一朗, 伊東聰, 池田奈生, Balazs Gerofi, 三吉郁夫, 丸山直也, 滝澤真一朗, 村瀬洋介, 石川裕, 宮野悟:
    "ヒトゲノム解析プログラムGenomon-fusionの大規模スーパーコンピュータ向け最適化と性能モデル化
    Tuning and performance modeling of a human gene analysis program for large-scale supercomputers"
    ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集, Vol.2016, P.15-26 (2016)
  5. Yashiro, H., Terasaki, K., Miyoshi, T., and Tomita, H.:
    "Performance evaluation of throughput-aware framework for ensemble data assimilation: The case of NICAM-LETKF"
    Geosci. Model Dev. Volume 9, issue 7, Page 2293-2300 (2016).

メンバーリスト

主宰者

富田 浩文
チームリーダー

メンバー

中村 宜文
研究員
八代 尚
研究員
西澤 誠也
研究員
杉田 有治
研究員
柚木 清司
研究員
中嶋 隆人
研究員
松永 康佑
研究員
大塚 雄一
研究員
新谷 栄悟
研究員
JUNG Jaewoon
研究員
小林 千草
研究員
上田 宏
研究員
曽田 繁利
研究員
坪倉 誠
研究員
村瀬 洋介
研究員
吉岡 直樹
研究員
TAN Yiyu
研究員
松葉 浩也
研究員
鈴木 惣一朗
開発研究員
三上 和徳
開発研究員
南 一生
開発研究員
黒田 明義
開発研究員
熊畑 清
開発研究員
大西 慶治
特別研究員
BALE Rahul
特別研究員
西口 浩司
特別研究員
WANG Wei-Hsiang
特別研究員
松嶋 俊樹
特別研究員
安藤 和人
テクニカルスタッフⅠ
秦 万美子
テクニカルスタッフⅠ
橋本 政朋
客員研究員
藤田 航平
客員研究員