研究員、特別研究員またはテクニカルスタッフⅠ募集(W22080)
募集研究室
光量子工学研究センター テラヘルツイメージング研究チーム
(チームリーダー: 大谷 知行)
研究室の概要
テラヘルツ光は、物質透過性や物質固有の吸収スペクトルの存在といった特長を有し、研究・産業の広範な分野で利用が期待されています。当研究チームでは、テラヘルツ光をプローブとするセンシングとイメージングを基軸として、新技術開発と研究・応用分野開拓を進めています。特に、テラヘルツセンシング・イメージングに関する研究、テラヘルツ光の照射による分子構造と機能の制御に関する研究、超伝導ミリ波・テラヘルツ波イメージング量子デバイスによる宇宙マイクロ背景放射の観測、高分子のテラヘルツ分光学研究、高強度テラヘルツ光による物性研究などを行うとともに、外部機関や企業等と連携したテラヘルツ光応用開拓も進めています。
詳細は、下記研究室紹介ページをご参照ください。
テラヘルツイメージング研究チーム | 光量子工学研究センター
募集職種、募集人数及び職務内容
募集職種、募集人数
研究員、特別研究員またはテクニカルスタッフⅠ 計2名
原則として、博士号取得後5年未満の者を特別研究員、5年以上の者を研究員として、大学院修士課程(または、博士前期課程)修了、もしくは採用日までに修了見込みである者、または同等の経験・能力を有する者をテクニカルスタッフⅠとして採用します。
- ※職種は応募者の学位・能力・適性を踏まえて判断・決定します。
職務内容
本研究チームで推進する安全保障技術研究推進制度「超小型ロバストテラヘルツ波イメージング装置の研究開発」に関する研究において、半導体周波数可変光源・ヘテロダイン検出システムを用いた研究開発、及び、テラヘルツセンシング・イメージングに関する研究開発(基礎、応用を含む)。また、自身の発案による新たな研究開発の推進も推奨する。テラヘルツ光・ミリ波実験に関する経験、または、半導体逓倍器光源・ヘテロダイン検出実験に関する経験があればなおよい。企業での実務経験者も歓迎する。
- 研究員・特別研究員
- 上記に記載の研究開発を行う。
- テクニカルスタッフⅠ
- 上記に記載の研究開発に係る技術的支援を自らの裁量で行う。
応募資格
- 研究員・特別研究員
- 博士号を取得した方、もしくは採用日までに博士号取得見込みの方
- テクニカルスタッフⅠ
- 大学院修士課程(または、博士前期課程)修了、もしくは採用日までに修了見込みの方、または同等の経験・能力を有する方
勤務地
事業所名及び住所
理化学研究所 仙台地区(〒980-0845 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉519-1399)
在宅勤務制度あり。所定の手続きに従い在宅勤務が可能です。
待遇
- 1.単年度契約の任期制職員で、評価により採用日から2025年3月31日を上限として再契約可能。
- 2.ただし、能力、契約満了時の業務量、勤務成績、勤務態度、所属しているセンター等若しくは研究室等又は従事しているプロジェクトの存続及び当研究所の経営の状況、予算状況等により、再契約可能期間については変更になる場合もあります。また、原則として65歳を超えての再契約は行いません。
原則として2ヶ月の試用期間有り。
給与は、経験、能力、実績に応じた年俸制で、固定給と変動給により構成されます。変動給額は経験、能力、実績に応じて毎年度決定されます。固定給月額は2022年4月1日時点でテクニカルスタッフⅠの場合は201,800円、特別研究員の場合は290,200円、研究員の場合は345,600円となりますが、固定給ならびに変動給は、所内規程の改正によって変更となる場合があります。
裁量労働手当、通勤手当、住居手当の支給有り。社会保険の適用有り。
(採用時の月額給与の目安について)
博士前期課程終了直後のテクニカルスタッフⅠの場合、裁量労働手当を含めた採用時の月額給与は254,000円以上、博士号取得直後の特別研究員の場合、裁量労働手当を含めた採用時の月額給与は326,000円以上、研究員の場合、裁量労働手当を含めた採用時の月額給与は388,000円以上になります。
理研共済会(互助組織)に要入会。
専門業務型裁量労働制適用で、1日7時間30分就業したものとみなされます。
休日は、土日、祝日、年末年始(12月29日-1月3日)、当研究所設立記念日。
休暇は、年次有給休暇(採用月に応じて最大年20日)、特別有給休暇(看護、介護など)、ワークライフバランス休暇(採用月に応じて最大年7日)など。
その他、産前産後休業、育児休業、介護休業制度等あり。
喫煙場所以外では敷地内禁煙(2024年4月より敷地内全面禁煙となります)。
その他、当研究所規程による。
- ※理化学研究所は、男女共同参画及びダイバーシティ推進に積極的に取り組み、多様性豊かで活気ある研究環境の整備を進めています。公正な評価に基づき能力が同等と認められる場合は、女性を積極的に採用します。
- ※研究員または特別研究員として採用された場合は、日本学生支援機構奨学金(2003年度までに大学院第一種奨学生に採用されている場合)の返還特別免除の対象、科学研究費補助金の申請資格有り
応募方法及び締切日
提出書類
- 1.履歴書(理研様式 写真貼付、メールアドレスを明記してください)
- ※履歴書右上の「公募番号」欄には、公募タイトルに記載されている「W22080」を記載してください。
- 2.研究開発業績目録(論文リスト、特許リスト、講演リスト等)
- 3.外部資金獲得実績、受賞歴、その他の実績(学会活動等の社会貢献実績、共同研究契約実績、技術移転実績等)
- 4.これまでの研究開発概要(A4用紙3ページ以内)
- 5.主要論文(3編以内)
ただし、テクニカルスタッフⅠの場合はなくても可 - 6.現職の所属長からの推薦書1通(現職の所属長から推薦書をもらうのが困難な場合は、第3者による推薦書)
- ※宛名は「国立研究開発法人理化学研究所 理事長 五神 真」としてください。
- ※推薦書に押印は不要ですが、押印を省略する場合は必ず推薦者の方の連絡先(名前、所属、職名、電話番号、メールアドレス)を記載してください。また、推薦者ご本人から提出いただくことを推奨します。
- 7.EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人情報の取扱に関する同意書
※欧州経済領域(EEA)に居住されている方のみ、上記の同意書をご提出ください。
EU一般データ保護規則(GDPR)の詳細は、下記をご参照ください。
European Commission(英語サイト)
応募方法
推薦書以外の提出書類をZipファイルまたはPDFファイルにまとめ、下記リンク先へアップロードしてください。
理化学研究所 光量子工学研究センター テラヘルツイメージング研究チーム 応募書類
- アップロードするファイル名には、応募者氏名、公募番号W22080を含めてください。
- アップロード時に、メールアドレスを必ずご入力ください。
- アップロード完了後、アップロードしたファイル名をお問い合わせ先に記載のメールアドレス(jinji-thzimg [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。)まで、必ずお知らせください。
推薦書は、推薦者より直接ご提出いただきます。件名を「理化学研究所 光量子工学センター テラヘルツイメージング研究チーム 研究員等公募(応募者氏名)の推薦書」とした上で、本文に応募者氏名と推薦者氏名・連絡先を明記の上、下記リンク先へアップロードしてください。
理化学研究所 光量子工学研究センター テラヘルツイメージング研究チーム 応募書類
- アップロードするファイル名には、応募者氏名を含めてください。
- アップロード時に、メールアドレスを必ずご入力ください。
- アップロード完了後、アップロードしたファイル名を お問い合わせ先に記載のメールアドレス(jinji-thzimg [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。)まで、必ずお知らせください。
7日以内に受領確認のメール返信がない場合は、応募書類が届いていない可能性がありますので、お問い合わせ先に記載のメールアドレスまで連絡ください。
締切日
候補者決定次第、締め切り
個人情報の取扱について
提出していただいた書類は、国立研究開発法人理化学研究所個人情報保護規程に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。
これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。
選考方法
書類審査後、選考通過者のみ面接を実施します。
着任時期
候補者決定後、できるだけ早い時期
備考
質問は、メールにて受け付けます。
- 2022年11月3日:[待遇]を修正しました。
- 2023年3月1日:[募集職種、募集人数]を修正しました。
- 2023年5月12日:[勤務地]、[待遇]を修正しました。
お問い合わせ先
理化学研究所 光量子工学研究センター
テラヘルツイメージング研究チーム
チームリーダー: 大谷 知行 アシスタント: 山田 真美
Email: jinji-thzimg [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。
お問い合わせはメールでお願い致します。