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研究員(無期雇用職)募集(23T26)

募集研究室

バイオリソース研究センター 微生物材料開発室
(室長:大熊 盛也)

研究室の概要

微生物材料開発室は、多種多様な微生物株の収集・保存・品質管理・提供のバイオリソース事業を推進しています。微生物は幅広い分野の基礎研究から、環境や健康の分野での課題解決のための応用研究まで、大きな役割を果たしており、今後もその重要性はますます高くなっていきます。当室は、世界最高水準の微生物リソースの整備をめざし、事業の改善に努めている他、環境中の難培養微生物や動植物の共生微生物を含む新規微生物リソースの開発やゲノム情報の整備、関連の技術開発を実施しています。

詳細は、微生物材料開発室のホームページをご参照ください。

募集職種、募集人数及び職務内容

募集職種

研究員

募集人数

1名

職務内容

糸状菌(カビ)等の真菌は、微生物材料開発室で整備する研究材料の主な分類群の一つです。学術研究にも産業応用上にも重要で、多様な性状を有する多様な種からなります。採用する研究員は、国内外の真菌研究を先導する真菌の専門家として、以下の真菌リソース担当業務ならびに研究開発に従事するとともに、事業運営においても中心的役割を担います。

  • 真菌の研究材料についての研究動向とニーズを把握し、国内外の研究者が分離・培養した真菌の収集・品質管理・保存・提供を実施します。自らも、未培養・難培養の新規真菌や動植物等に共生する真菌の分離培養・同定・選抜を行います。
  • 真菌リソースの特性情報、系統分類・形態情報、ゲノム情報、論文情報等の解析・開示を行い、利用価値を向上させます。
  • 複数遺伝子配列の解析およびプロテオーム質量分析に基づく品質管理技術を開発し、それらを活用した品質管理を実施します。また、安定・確実な保存方法や取り扱い技術の開発を実施します。
  • 微生物研究分野を俯瞰して、開発室の事業方針の策定と運営に主体的に関与し、室の各種業務も実施します。
  • 研究コミュニティからの問い合わせに対する専門的知見に基づく対応、ならびに利活用促進のための普及活動を実施します。また、国内外の関連学会の活動に積極的に参加し、主導します。

上記、配属先研究室の研究開発課題遂行に加え、配属先研究室での各種業務を行います。

応募資格

関連分野の博士号を有すること。もしくはそれに相応する経験を有すること。

採用後の当初勤務地

事業所名及び住所

理化学研究所 筑波地区(茨城県つくば市高野台3-1-1)

在宅勤務制度あり。所定の手続きに従い在宅勤務が可能です。

職制、勤務形態及び待遇

職制

無期雇用職員(60歳定年)。65歳までの再雇用制度(特別嘱託職員制度)あり。
但し、採用時の審査結果によっては任期5年以内の任期制職員として採用され、原則として3年終了後に無期雇用転換審査を実施します。なお、任期制職員として採用された場合の年収・勤務条件は無期雇用職員に準じます。

国家公務員の定年の引上げに準じ、理化学研究所でも2023年度から定年年齢が2年に1歳ずつ段階的に引き上げられる予定です。

勤務形態

常勤。専門業務型裁量労働制適用で、1日7時間30分就業したものとみなされます。

待遇

原則として2ヶ月の試用期間有り。
給与は、経験、能力、実績に応じた年俸制で、固定給と変動給により構成されます。変動給額は経験、能力、実績に応じて毎年度決定されます。固定給月額(2023年度実績)は421,900円ですが、固定給額ならびに変動給額は、所内規程の改正によって変更となる場合があります。
裁量労働手当、通勤手当、住居手当の支給有り。社会保険の適用有り。賞与ならびに退職金の支給はありません。
(採用時の給与額の目安について)
博士課程終了後5年程度の経験、能力、実績を有する場合、採用時の裁量労働手当を含めた月額給与は56万円程度になります。

理研共済会(互助組織)に要入会。

休日は、土日、祝日、年末年始(12月29日-1月3日)、当研究所設立記念日。
休暇は、年次有給休暇(採用月に応じて最大年20日)、特別有給休暇(看護、介護など)、ワークライフバランス休暇(採用月に応じて最大年7日)など。
その他、産前産後休業、育児休業、介護休業制度等あり。

2024年4月より敷地内全面禁煙。

その他、当研究所規程による。

組織改編、経営判断や予算状況等に応じ、職務の変更、配属先の変更や転居を伴う配置転換等、当研究所規程に基づく異動を命じる場合があります。

その他

  • 科学研究費補助金の申請資格有り。日本学生支援機構奨学金(2003年度までに大学院第一種奨学生に採用されている場合)の返還特別免除の対象。

応募方法及び締切日

応募方法

  • A)以下のWebサイトにアクセスし、基本情報を入力・登録してください

    バイオリソース研究センター 微生物材料開発室 研究員

  • B)基本情報登録が終了すると、ユーザーID、登録番号、パスワードが記載された登録確認メールがkjk-desk [at] spdr-fpr.comより自動で送られます。そのメールに記載されているWebサイトにアクセスし、下記の申請書類(1)~(6)をアップロードしてください。
    • 登録後の基本情報の修正、申請書類の再アップロードもできます。また、アップロードされた書類はダウンロードできますので、締切までに必ずご自身でダウンロードいただき、きちんと書類がアップロードできたかをご確認ください。
    • Wordで作成いただいた場合も必ずPDFにしてアップロードしてください。Wordファイルではアップロードできません。

申請書類

  • (1)研究開発業績目録(論文リスト、特許リスト、講演リスト等)。
  • (2)外部資金獲得実績、受賞歴、その他の実績(学会活動等の社会貢献実績、共同研究契約実績、技術移転実績など)
  • (3)これまでの研究開発概要(A4用紙3ページ程度)
  • (4)採用された場合の研究開発計画と展望(合わせてA4用紙3ページ程度)
  • (5)主要論文(5編以内)
  • (6)EU一般データ保護規則(GDPR)に基づく個人情報の取扱に関する同意書

    欧州経済領域(EEA)に居住されている方のみ、上記の同意書をご提出ください。
    EU一般データ保護規則(GDPR)の詳細は、下記をご参照ください。
    European Commission(英語サイト)

  • (7)推薦書2通
    現職の所属長または指導教員からの推薦書1通および、その方以外で理化学研究所に所属しない方からの推薦書1通。

注意事項

  • 推薦書を含む全ての申請書類は、日本語または英語で作成の上、PDF形式にてアップロードしてください。白黒/カラーどちらでも構いません。

推薦書について

  • 推薦書は応募者からではなく、推薦者から直接、ご提出頂きます。上記の基本情報登録にて入力いただいた推薦者のEmailアドレスに、推薦書の提出を依頼するメールがkjk-desk [at] spdr-fpr.comより自動送信されますので、誤入力の無いようお願いします。基本情報登録後、推薦者にkjk-desk [at] spdr-fpr.comからのメールが届いているかどうか、必ずご自身でご確認ください。なお、推薦書の提出状況は申請システムからご確認頂けます。
  • 現職の所属長または指導教員から推薦書をもらうのが困難な場合は、第三者による推薦書をご手配下さい。
  • 推薦書の様式の指定は特にありませんが、以下の条件をみたすものとします
    • 推薦者の連絡先(名前、所属、職名、電話番号、メールアドレス)、記載日の記載があること
    • 推薦書内の宛名書きが「国立研究開発法人理化学研究所 理事長 五神 真 殿」であること

基本情報登録締切

2023年12月8日 正午(日本時間)

推薦書を含む申請書類の提出期限

2023年12月15日 正午(日本時間)

個人情報の取扱について

提出していただいた書類は、国立研究開発法人理化学研究所個人情報保護規程に則り厳重に管理し、採用審査の用途に限り使用されます。
これらの個人情報は正当な理由なく第三者への開示、譲渡及び貸与することは一切ありません。

選考方法

書類審査後、選考通過者のみ面接審査を実施します。また、採用にあたっては役員面接を実施します。

着任時期

2024年7月1日以降なるべく早い時期

備考

  • 審査内容、選考結果に関する個別の問い合わせはお受けできませんので、予めご了承ください。
  • 提出書類は原則として返却しません。
  • 本募集及び当研究所の研究活動については、理研Webサイトに掲載しています。
  • 理化学研究所は、男女共同参画及びダイバーシティ推進に積極的に取り組み、多様性豊かで活気ある研究環境の整備を進めています。公正な評価に基づき能力が同等と認められる場合は、女性を積極的に採用します。

お問い合わせ先

職務内容に関するお問い合わせ先

バイオリソース研究センター 微生物材料開発室
室長 大熊 盛也
Email: mohkuma [at] riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。

その他のお問い合わせ先

理化学研究所 人事部 研究人事課
Email: kjk-desk [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。

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