理研よこはまサイエンスカフェ「生物の寿命とDNAの形〜線と輪で異なる生存戦略〜」
理研横浜事業部は、中学生以上の方を対象としたサイエンスカフェを、2026年7月12日(日)に開催します。
この地球上には実に多種多様な生物が存在しています。それぞれが長い年月をかけて環境に適応し、進化を遂げてきましたが、実は生命の設計図であるDNAの「かたち」には大きな違いがあります。原始的な生命の特徴を引き継ぐ原核生物のDNAは、輪のような「環状」をしています。一方で、私たち人間を含む真核生物のDNAは「線状」へと変化し、そこには「末端」が生まれました。この構造の変化こそが、生命システムに劇的な転換をもたらしたと考えられています。
線状DNAの末端は、細胞分裂のたびに少しずつ短くなり、やがて細胞は寿命を迎えます。いわば、DNAの末端は生物の寿命を刻む「時計」のような役割を果たしているのです。しかし近年の研究では、この末端部分にこそ、生物の多様性を生み出す鍵が隠されていることがわかってきました。真核生物は、「寿命」という制約と引き換えに、無限の「多様性」を生み出す力を手に入れた、そう言えるかもしれません。過去にさかのぼって進化の現場を直接目撃することはできませんが、最新の分子生物学の視点から、DNAのかたちが「輪」から「線」へと変化してきた生命の歴史についても一緒に考えてみませんか?
| 開催日 | 2026年7月12日(日) |
|---|---|
| 時間 | 10:30-12:30(10:00受付開始) |
| 場所 | 帆船日本丸・横浜みなと博物館 日本丸訓練センター (神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目1-1) |
| 対象 | 中高生 / 専門学生 / 大学、大学院生 / 一般 |
| 募集人数 | 80名(応募者多数の場合は抽選) |
| 参加費 | 無料 |
| 申込期間 | 2026年5月1日(金)~22日(金) |
| 講師 | 三好 知一郎 チームディレクター(理化学研究所 生命医科学研究センター レトロトランスポゾン動態研究チーム) |
| 詳細 | イベント詳細、申込み方法等は、理研よこはまサイエンスカフェ「生物の寿命とDNAの形〜線と輪で異なる生存戦略〜」特設ページをご参照ください。 |
| お問い合わせ |
理化学研究所 横浜事業部 サイエンスカフェ事務局 Email: yscafe@riken.jp |
