1. Home
  2. 広報活動
  3. イベント/シンポジウム
  4. イベント

第32回理化学研究所里庄セミナー

第32回理化学研究所里庄セミナーチラシ

理化学研究所(理研)は科学振興仁科財団と共同で、2026年8月22日(土)に岡山県里庄町の仁科会館で「第32回理化学研究所里庄セミナー」を開催します。

里庄町は、日本の原子物理学の父と呼ばれた財団理研第4代所長 仁科 芳雄 博士の生誕地で、理研と深いゆかりのある町です。博士の名を冠した仁科会館で開催される「里庄セミナー」は、岡山県内の研究機関や企業の交流を促すとともに、青少年の科学への関心を高めることを目的として、1992年に始まりました。

今年は、生命医科学研究センターの大野 博司 チームディレクターが「腸内細菌叢と健康・病気」、仁科加速器科学研究センターの羽場 宏光 室長が「サイクロトロンが切り拓く未来」のテーマに講演します。

皆さまのご来場をお待ちしています。

過去の様子は第31回理化学研究所里庄セミナー開催報告のページでご覧いただけます。

開催日 2026年8月22日(土)
時間 9:30-12:00
対象 一般 / 高校生 / 大学生
場所 仁科会館2階 仁科記念ホール
岡山県浅口郡里庄町浜中892-1
参加費 無料
定員 120名様

要事前参加申込、定員になり次第締め切ります。

申込方法 仁科会館の里庄セミナー募集ウェブサイト、電話、FAX等から申し込みできます。
お問い合わせ先 仁科会館
Tel/Fax: 0865-64-4888

演題

腸内細菌叢と健康・病気

大野 博司の写真
講師 大野 博司
生命医科学研究センター
粘膜システム研究チーム チームディレクター

われわれヒトを含む動物の腸内には、膨大な数の細菌が棲み着いています。この「腸内細菌叢(そう)」は、ビタミンや必須アミノ酸など、ヒトが生きるために必須であるにも関わらずヒトが自分では合成できない栄養素を作ってくれるなど、栄養面で重要であることは50年以上も前から知られていました。しかし、最近の研究の進歩により、腸内細菌叢は栄養面以外でもヒトや動物の機能の正常な発達に重要であることや、腸内細菌叢の異変がさまざまな病気の原因になること、逆に、ある種の腸内細菌は病気を抑えることもあることなどが分かってきた。本セミナーでは、それらについて分かりやすく解説します。

新元素でがん治療! ~理研RIビームファクトリーがつくるラジオアイソトープ~

羽場 宏光の写真

ラジオアイソトープ(RI)は、物質の挙動を可視化するトレーサーや放射線源として、物理学・化学・生物学の基礎研究から、医療・農業・工業などの応用分野まで幅広く利用されています。私たちは、重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」を用いて、有用RIの製造技術の開発と、多様な分野におけるRI応用研究を進めています。現在、100種類を超えるRIを製造し、新元素の化学研究から、がんの診断・治療に至る幅広い先端研究に活用しています。本セミナーでは、原子番号119の新元素探索と、人工元素アスタチンを用いた次世代がん治療研究を中心に、RI研究が切り拓く科学の最前線について、分かりやすく解説します。

Top