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2020年9月11日

理化学研究所

竹本直一内閣府特命担当大臣、今井絵理子大臣政務官が和光地区を視察

2020年9月10日、竹本直一(たけもと なおかず)内閣府特命担当大臣(科学技術政策)と今井絵理子(いまい えりこ)内閣府大臣政務官が、理化学研究所(理研)和光地区の仁科加速器科学研究センター(RNC)および光量子工学研究センター(RAP)、創発物性科学研究センター(CEMS)を視察されました。

小安重夫理事による挨拶・理研概要説明の後、仁科RIBF棟へ移動し、RNCの櫻井博儀センター長よりRIビームファクトリー(RIBF)が世界の加速器をリードする位置づけにあることや、環境負荷低減や品種改良など成果の社会還元等について説明がありました。その後、竹本大臣と今井大臣政務官は超伝導リングサイクロトロン「SRC」を視察されました。

SRCの前での写真

SRCの前で(左から櫻井センター長、竹本大臣、今井大臣政務官、小安理事)

櫻井センター長からSRCについて説明を受ける竹本大臣と今井大臣政務官の画像

櫻井センター長(右)からSRCについて説明を受ける竹本大臣(中央)と今井大臣政務官(左)

次に訪れたRAPの中性子工学施設では、RAPの緑川克美センター長から同センターの研究概要について説明ののち、大竹淑恵チームリーダー(中性子ビーム技術開発チーム)が非破壊でのコンクリート疲労検知などにつながるRANS(理研小型中性子源システム)について説明し、その後RANSとRANSIIを見学されました。

大竹チームリーダーから説明を受ける竹本大臣、今井大臣政務官の画像

大竹チームリーダー(右)から説明を受ける竹本大臣(中央)、今井大臣政務官(左)

その後、大臣と大臣政務官はCEMSで超伝導量子コンピュータ開発実験室を視察されました。大臣と大臣政務官は、同センターの十倉好紀センター長や中村泰信チームリーダーらと、量子コンピュータの世界的な動向等について活発に質疑・意見交換されました。

中村チームリーダーから説明を受ける竹本大臣、今井大臣政務官の画像

中村チームリーダー(左)から説明を受ける竹本大臣(中央)、今井大臣政務官(右)

最後に小安重夫理事らと意見交換を行い、竹本大臣からは産業界との連携について、今井大臣政務官からは女性研究者の割合について質疑があり、大臣と大臣政務官はそれぞれ引き続き理研としてしっかりと取り組んでほしいと感想を述べられました。

意見交換後の集合写真

意見交換後の集合写真(左から原山理事、加藤理事、竹本大臣、今井大臣政務官、小安理事、後列左から、美濃理事、小寺理事)

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