知的財産情報
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理研番号 | 発明の名称 |
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06588 07687 07788 |
高性能テラヘルツ波光源・検出技術開発
ニオブ酸リチウム結晶を用いた卓上サイズの光注入型THzパラメトリック発生器でkW級出力を実現しました。有機非線形結晶BNAでは、シリコン品質に匹敵する単結晶化に成功しました。また、非線形光学技術を用いて室温動作・高感度テラヘルツ波検出技術も開発しています。 |
08313 | ガスをカラフルな固体色で検知・検出できる新色素材料
独自に開発したアミノベンゾピラノキサンテン系色素(ABPX)は、溶液と固体の両状態で複数の蛍光色や発色が変化する色素材料です。 |
08312 | 高空間分解能X線イメージング検出器
YAGセラミックのコンポジットを利用した薄膜シンチレーターを用いることで、8μmの空間分解能・視野2.56x1.92 mm2を持つ新たなX線2次元検出器を開発することに成功しました。X線を基板内でほぼ消滅させることができるので、放射線耐性の低いレンズやセンサーをシンチレーターの直後に配置して、高開口率の光学系を組むことが可能です。結果、光の回折限界を除く、空間分解能を制限していた要素を解決することができました。 |
08139 | シビレエイ発電機構を利用したATP系発電システム
強力な電気を発生する器官を有する電気魚に着目し、その生体特有の高機能な構造を直接組み込んだ高機能なATP発電機を実現することを創案しました。 |
07945 | 強相関酸化物を用いた新しいスイッチング素子
従来の固体誘電体の代わりに固体・電解質界面に自発的に形成される「電気二重層」を利用することで、強相関酸化物の性質を電圧で制御する方法です。 |
07783 | 複数の非天然タンパク質の導入を可能にする細菌の作製方法
大腸菌の翻訳終結因子をコードする遺伝子を欠損させ、アンバーコドンを翻訳するtRNAといくつかの遺伝子を安定的に導入する事により、通常の生育速度を保ったまま複数の非天然アミノ酸を高効率でタンパク質へ導入するための大腸菌を作製する方法を開発しました。 |
07380 | エステル結合含有タンパク質の製造方法
非天然型アミノ酸導入技術を応用して、大腸菌内でα-ヒドロキシ酸をタンパク質の目的とする位置に導入する技術を開発しました。 |
07734 | 次世代型DMA(微分型電気移動度分析器)の開発
ナノ粒子のより高精度なサイズ選別を可能にするため、平行平板型の二層の分級層をタンデムに接続した構造をもつ次世代型DMA(Double-layer DMA: DLDMA)の開発に成功しました。 |
08373 | 14族金属(Sn、Ge、Si)リチウム化合物の調製法
安価な多環芳香族炭化水素(PAH)を触媒として、高速・簡便・定量的14E–Li 化合物の合成法の開発しました。 |
08400 | 高強度・低繰り返しレーザー光の電場位相を固定する技術
周波数の異なるレーザー増幅器により装置を構成することで、動的制御周波数を増加させます。高繰り返しレーザーを参照光とし、その電場位相情報を用いて低繰り返しレーザーの光電場位相を高精度で固定する技術です。 |
08152 08275 |
もう1つの現実を体験する「代替現実システム」
もし現在と過去の出来事が区別できなくなったら、私達の心の働きはどのような影響を受けるでしょうか。これまでSFの世界にしか存在しなかった、このような問いに取り組むことを可能とする技術を開発しました。 |
06206 08209 |
光配向ホログラムの高速書込みと保持を両立する単分散ナノ粒子
光配向によって屈折率が変化するアゾベンゼン誘導体を微粒子化し、高分子バインダーに分散することでホログラム材料を作製しました。 |
08820 | 生体・複合材内部を非破壊観察できる光音響顕微鏡
素材を⾒分ける機能を付与する波⻑可変光源と組み合わせて、位置ずれなく深部3次元像を得ることができます。 |
08785 | ガラス微細流路を用いた圧力駆動型環境発電機
水とガラス微細流路の電気相互作用を利用した、新しいタイプの環境発電機です。 |
07602 08146 |
保持温度を自由に選択できる新しいタイプの蓄熱材
-118℃から207℃までの任意の温度を保持できる蓄熱材です。 |
08358 | 高精度時間間隔測定器 -サブピコ秒の精度に挑む-
2つのパルス信号の時間差を高い精度で計測するために、パルス信号の高周波成分を抜き出し、基準高周波信号との位相差を求めることにしました。基準信号の周波数として5.7GHzと高い値を用いることにより、微小な時間変化を精度良く測定することができます。 |
08477 08291 |
高品質・高アスペクト比微細加工を実現するフェムト秒ベッセルビーム最適化技術
ビーム整形技術によりサイドローブエネルギーを低減した最適なベッセルビームを設計し、高品質な材料加工を提供します。 |
06450 | フォトクロミック蛍光タンパク質、Dronpa
フォトクロミック蛍光タンパク質「Dronpa(ドロンパ)」は、青色のアルゴンレーザー光(488nm)の照射により蛍光を消すことができ、紫色の半導体レーザー光(405nm)の照射によって蛍光を発することができます。 |
07103 07571 07841 |
複数分子同時イメージング法の開発
複数の因子の異変を病気が進行する前に同時に検出する「複数分子同時イメージング」により、悪性度など病気の性状を把握した超早期診断の実現が期待されます。 |
07717 07960 |
フタロシアニン系近赤外線吸収色素のデザイン技術
新しいタイプのパイ電子系機能材料として、フタロシアニン系近赤外色素の開発を行っています。 |
08418 | 300ギガから10テラヘルツ波の吸収材料
鉄を主成分とするフェライト材料においてテラヘルツ波とスピンの磁気モーメントゆらぎが結合し、エレクトロマグノン励起が起こることを発見しました。 |
08404 | ペンタセン誘導体を用いたNMRの高感度化技術 -光励起三重項電子を用いた動的核偏極-
ラジカル分子の代わりにレーザー照射によって生ずる光励起三重項電子を用いたDNP(トリプレットDNP)を発展させる技術を開発しました。 |
08435 | 色調が二段階に大きく変化するロイコ色素の新技術
ロイコ色素の骨格を二つ繋げた新規パイ電子系化合物のアミノベンゾピラノキサンテン系色素(iso-ABPX)を開発しました。無色のiso-ABPXは、酸やフェノール性化合物によって桃色から青緑色までの色を示し、その濃度や周囲の温度によって無色・桃色・青緑色の三つの色調をコントロールできます。 |
07948 08201 |
テラヘルツ量子カスケードレーザ
小型、高出力、高効率、狭線幅、連続動作可能、安価なテラヘルツ光源として実用利用が期待される「テラヘルツ量子カスケードレーザ(THz-QCL)」の開発を行っています。 |
08028 08093 |
粘菌から着想した解探索コンピュータ
アメーバ状単細胞生物・粘菌の変形行動を光刺激により制御する事で、様々な組合せ最適化問題の解を探索できる粘菌コンピュータの研究開発を進め、SAT解探索モデルを定式化しました。 |
08731 | 内部流路を有する手の平サイズのガラス製ツール
微細な流路に複数種類の機能物質や生体材料を区画定着させた後に、2枚のガラスを貼り合わせることで1枚のマイクロ流体チップに複数の化学、生化学機能を集積することに成功しました。 |
08289 | 細胞内1分子スクリーニングシステム
日本が世界に先駆けて実現した、細胞内で1分子の振る舞いを分析する手法(細胞内1分子動態解析)を応用し、分子動態の変化に基づく新しい指標による、薬剤や疾病因子の『細胞内1分子スクリーニングシステム』を実現する為の基本技術です。1分子技術は、創薬や医療など生命科学分野の強力な手法となり得るため、懸案である計測・解析の効率を自動化やプロセスの統合によって大幅に向上させる事で、網羅的分析が可能なハイスループットシステムの構築が可能になります。 |
07785 | 慢性疲労症候群の血液バイオマーカーの発見
慢性疲労症候群患者と健常人の血漿を対象に代謝物質の変動を網羅的に解析することにより、慢性疲労のメカニズムに基づいた客観的な疲労バイオマーカーを探索しました。 |
07873 | ガラスキャピラリによるX線偏向技術
様々な曲率をもつキャピラリ束を用いることにより照射方向を制御する方法、および、程よい堅さのハウジングを施した長いキャピラリを用いる方法を提案し、その実証を行いました。 |
08361 | 暗視野X線タイコグラフィによる高分解能・高感度イメージング
X線タイコグラフィは、試料にコヒーレントX線を照射した際に観測される回折強度パターンに位相回復計算を実行し、試料像を取得するレンズレスイメージング技術です。暗視野X線タイコグラフィは、従来のX線タイコグラフィ技術と比べて、暗視野X線タイコグラフィでは、目的の空間分解能・感度を達成するために必要な回折強度のダイナミックレンジが大幅に圧縮されるため、空間分解能・感度を飛躍的に向上させることが可能です。 |
07754 07917 |
生物機能分子探索テクノロジーの新規開発
疾病関連タンパク質・金属材料・ポリマーなどの標的分子・材料に対して特異的に結合し、特定の生物機能を制御、賦与する新規ペプチドを独自に創出することに成功しました。 |
07843 | 植物由来ブラシノステロイドを用いた免疫賦活剤
ブラシノステロイドは微量で動物の免疫賦活化作用を有することを見出しました。 |
08187 | 中赤外レーザーを用いたガス成分分析システム
呼気中に含まれるガスの吸収スペクトルに波長同調させた狭帯域中赤外レーザーとマルチパスセルを用いた赤外吸収分光計測により、ガス成分の定量分析が可能です。 |
08413 | 生体内に埋植可能なウェアラブル光プローブ
本発明の微小な光プローブは、目的とする生体組織内に低侵襲的に埋植し長期間留置することが可能であり、被検体には大きな負荷が無く、自由に行動できます。 |
07114 07716 08283 |
薬剤や食品成分の生体イメージングを可能とするPET標識化学技術
本技術は、わずか5分の反応時間で最小の炭素置換基である[11C]メチル基を目的の炭素骨格上に導入できる革新的標識法です。また、生体分子の標識化に関して、核酸に対するクリック化学型化学量論的18F-標識法の開発を行ってきました。現在、生体高分子化合物(タンパク質、抗体など)に対する新しい標識法となる[11C]アセチル化法の開発にも取り組んでいます。 |
08461 | 再利用可能で汚れに強い電子線バイプリズム
回転型電子線バイプリズムのフィラメントホルダーを二電極構造とし、一方の電極にホルダー本体へ結線(接地)される回転角度を設けることで、フィラメント電極への通電を可能とします。また、金属フィラメントを採用することにより、フィラメント電極の「繰り返し使用」が可能となります。 |
08352 | 波面歪み測定技術と補償技術
波面補償光学装置が波面歪み測定にも使用され、光学顕微鏡などの測定装置自身によって、観察している試料位置における波面歪みを測定します。そのため、追加の波面センサーを用いる必要がなく、装置を簡易化できます。また、明るい点光源も必要ないため、あらゆる試料の観察に適用可能な手法となっています。 |
08388 | 実験動物の微細振動検出方法および検出システム
本態性振戦のモデルと考えられるネトリンG2遺伝子ノックアウトマウスの微細な振戦を客観的に検出するために、振戦検出装置ならびに検出アルゴリズムを開発しました。 |
08118 | 蛍光タンパク質UnaGを利用した臨床検査蛍光試薬
大腸菌で作らせたUnaG(アポ蛋白質)にビリルビンを結合させることで蛍光を発することを発見、その現象を応用し、血清中のビリルビンの濃度を測定するキットを開発しました。 |
08004 | 小型中性子源用の金属Beターゲット
小型中性子源で使われる低エネルギーの陽子ビームや重陽子ビームは中性子発生ターゲットである金属Be中で停止すると水素脆化により金属板を破壊してしまいます。そこで、荷電粒子の金属中侵入距離を正確に計算し、Be金属の下流側で陽子ビームが止まるようにBe金属箔の厚さを調整しました。また、バッキング板には水素の拡散性が高く、熱伝導率の良い金属を選択する事で除熱と水素脆化の2つの問題を同時に解決する事に成功しました。 |
08049 | 超薄板ガラスを用いた全ガラス製マイクロチップ内電動バルブ
全ガラス製マイクロチップ内電動バルブの開発に成功しました。 |
07752 | 新規ヘテロアセン類化合物
5員環の形成と同時に所望する原子を導入する足場となるハロゲン対を形成する反応を新たに見出し、様々なヘテロ元素の導入が可能となる一般的合成法を開発しました。 |
07366 | 無細胞タンパク質合成系を活用した膜タンパク質合成方法
脂質二重膜に組み込んだ状態の活性体膜タンパク質を大量に合成する新技術の開発に成功しました。膜タンパク質の結晶構造解析によるドラッグデザインやGPCRなどの抗原調整等、創薬において非常に有用な技術として応用可能と考えられます。 |
07787 | 軽元素分析装置及び分析方法
全固体リチウムイオン電池の充放電中のリチウム分布状況を、実時間・実空間で、動的にその場分析することができます。 |
07819 | 熱膨張の影響を受けにくい検出器などの固定方法
室温の範囲から外れた温度で動作する装置に使用する目的で、熱膨張による影響を受けにくい固定方法を開発しました。 |
08607 | 超広帯域において光吸収を呈するメタマテリアルフィルム
メタマテリアルを用いた可視から赤外域にかけての超広帯域光吸収体です。メタマテリアルを用いているため、吸収体の厚さは1ミクロンを切り、入射角依存性や偏光依存性を有せず、大面積吸収体の作製を安価で容易に行うことが可能です。また、本吸収体は可視から赤外域にかけての3オクターブに達する超広帯域を有します。 |
07801 | 酵素結晶固定化電極並びにそれを備えるセンサー及び電池
酵素結晶を電極表面に固定化することによって、高密度かつ一定の配向性で酵素を固定化でき、これにより触媒機能を円滑に発揮して従来技術より高い電流応答を示す電極を構築できることを見出しました。 |
08014 | 10~20色マルチカラー蛍光イメージング
細胞内生体分子の解析に有効な蛍光顕微鏡法の多色化の研究。 |
07772 | 広範囲分析をマネジメントする新規アルゴリズム
大規模な検出対象を標的としたワイドターゲット解析を可能にする革新的なマネジメントアルゴリズムを開発しました。これにより、従来法では数か月以上かかっていた条件検討が瞬時に行えるようになりました。 |