理化学研究所の研究活動の特徴として科技ハブ産連本部、開拓研究本部/主任研究員研究室等、戦略センター、基盤センターの4つの異なる役割を持った体系に研究室を編成しています。

※組織図は「組織」ページをご覧ください。
未来戦略室/情報システム本部
イノベーションを創出する研究所運営システムを支える体制・機能を強化
-
未来戦略室
- 技術革新が急速に進む今、未来に向けて夢を描き実現していく力が求められます。科学の現場で、ありたい未来社会のビジョンとそれを実現するためのシナリオを描きます。
-
情報システム本部
- 理研全体の情報技術による研究や業務の支援を行うために情報システム基盤の企画・整備・運営、サイバーセキュリティ対策を行いっています。また、そのために必要な情報系研究を行っています。
科技ハブ産連本部
関係機関との連携をさらに強化し、研究成果の社会還元を推進
-
科技ハブ産連本部
- 技術革新が急速に進む今、未来に向けて夢を描き実現していく力が求められます。科学の現場で、ありたい未来社会のビジョンとそれを実現するためのシナリオを描きます。
-
創薬・医療技術基盤プログラム
- がんなどの疾患克服のため、理研や大学等の基礎研究成果をもとに、創薬や医療技術の研究を組織横断的に行っています。
-
医科学イノベーションハブ推進プログラム
- 高精度の予測に基づく、一人ひとりに合った予防医療の実現を目指して、病院との連携により、ヒト疾患に関連する多数のデータを取得し、機械学習などの人工知能技術を利用して解析を行い、疾患の発症過程を精緻に理解します。
-
理研産業共創プログラム
- 理研と企業がそれぞれ課題や技術シーズを持ち寄り、連携企画を創出し、本格的な共同研究や大型連携研究に繋げていきます。
開拓研究本部
持続的なイノベーション創出を支える新たな科学の開拓・創成
-
開拓研究本部
- 傑出した研究実績と高い指導力を持つ研究者が研究室を主宰し、抜きん出た基礎研究成果を生み出し、新しい研究領域を開拓するとともに、分野・組織横断的な研究を推進します。
-
主任研究員研究室
- 長期的ビジョンに基づき自らの研究を推進するとともに、研究分野や組織の壁を超え、社会の中での科学のあり方も視野に入れ、新たな科学の創成を目指します。
-
横断プロジェクト
- 理研の研究分野の多様性を活かした組織横断的なプロジェクト研究を推進し、新たな研究領域を開拓します。現在、「共生生物学プロジェクト」及び「エピゲノム操作プロジェクト」を実施しています。
戦略センター
国家戦略等に基づき戦略的研究開発を推進
-
革新知能統合研究センター
- 理論研究に基づく革新的な人工知能基盤技術の構築やそのサイエンスや社会課題への応用、人工知能の普及により生じる社会的問題等への対応の研究を行っています。
-
数理創造プログラム
- 理論科学・数学・計算科学の研究者が、「数理」を軸とする手法を用いて、宇宙・物質・生命の解明や、社会における基本問題の解決を図る、新しい国際研究拠点です。
-
生命医科学研究センター
- 新たな医学への貢献を目指し、ゲノム機能や生体がストレスへ応答するシステムに着目して、ヒト疾患の発症機序や治療法に関する最先端の研究を行ないます。
-
生命機能科学研究センター
- 多細胞生物のライフサイクルを支える分子・細胞・臓器の働きを動的なシステムとして理解し、発生・成熟・老化現象の解明とその応用に基づく再生医療や診断技術の開発、健康寿命の延伸に取り組みます。また、横断プロジェクトとして「ライフサイエンスの横断的取組による超高齢社会課題解決への貢献」(老化プロジェクト)を実施しています。
-
脳神経科学研究センター
- 人間を人間たらしめる「心」の基盤である脳を研究する日本の中核拠点です。細胞から個体、社会システムを含む多階層の基礎研究をすすめ、その成果を社会へ還元します。
-
環境資源科学研究センター
- 環境負荷の少ない「モノづくり」を理念に、持続的な成長および地球規模の課題に貢献する「課題解決型」研究で、人類が健康で豊かな生活を送ることのできる地球の未来をリードしていきます。
-
創発物性科学研究センター
- 物理学・化学・エレクトロニクスの3分野が連携し、エネルギー問題の解決に基盤的に資する創発物性の実現に向けた研究を行っています。
-
光量子工学研究センター
- 光の可能性を極限まで追究し、今まで見えなかったものを見ようとしています。光科学の地平を広げていきます。
基盤センター
世界最先端の研究基盤を構築・運営・高度化
-
計算科学研究センター
- 計算科学分野の中核拠点として、「京」の運用、ポスト「京」の開発および計算科学分野のテクノロジーそしてソフトウェアの発展・普及・成果の創出を推進します。
-
放射光科学研究センター
- 大型研究基盤施設SPring-8/SACLAの安定運転に責任を持ちながら、最先端の光源・利用テクノロジーの開発と高エネルギー光科学の創出を行ないます。また、放射光と相補的な構造解析手法であるクライオ電子顕微鏡及び高性能NMRの開発にも取り組みます。
-
バイオリソース研究センター
- バイオリソースは幅広い分野の生命科学の開発研究に必要不可欠な研究材料です。世界最高水準のバイオリソースの収集・保存・提供を行うとともに必要な研究開発を実施します。