理研について

理事長挨拶

科学道とともに

松本 紘

理化学研究所(理研)は、1917(大正6)年に、産業の発展のために科学研究と応用研究を行う財団法人として創立され、2017年3月に創立百周年を迎えた長い歴史を持つ研究所です。
財団法人から株式会社となり、その後、特殊法人、独立行政法人、国立研究開発法人、2016年10月には特定国立研究開発法人へ移行しました。
時代と国の要請に応え、組織形態を変えながらも、自然科学の総合研究所として、物理学、工学、化学、数理・情報科学、計算科学、生物学、医科学など幅広い分野において先導的な研究を推進すると同時に、わが国の産業発展のための研究開発や成果普及も推し進めています。

研究分野間の垣根が低く、専門領域を超えて議論を行い、連携するという理研の特徴がこれまでにない新しい研究領域の開拓を可能にしています。
また、大型放射光施設SPring-8、X線自由電子レーザー施設SACLA、スーパーコンピュータといった世界トップクラスの大型研究開発基盤の開発・共用はもちろんのこと、すべての研究室においても魅力ある研究環境が醸成されています。
さらに、至高の科学力を目指し、研究系職員と事務系職員が一丸となって研究活動に取り組んでいることも誇れる特徴です。
これらの理研らしさを最大限に活かし、世界最高水準の研究成果を創出することで、わが国のイノベーションに貢献していきます。

理研は、その長い歴史の中で培った科学力をもって、社会への貢献を胸に「科学の道」を歩んできました。
次の100年も、これからの時代にふさわしい豊かで明るい社会を生み出すために、科学の基盤づくりと新しい科学の創造、そして、社会とつながる科学を目指して「科学道」を邁進していきます。

松本 紘

理化学研究所 理事長 松本 紘のサイン

印刷用 略歴・受賞・顕彰

略歴
1967年4月 京都大学 工学部 助手
1974年4月 京都大学 工学部 助教授
1975年9月 NASAエームズ研究所 客員研究員
1980年7月 スタンフォード大学 客員研究員
1981年4月 京都大学 超高層電波研究センター 助教授
1987年7月 京都大学 超高層電波研究センター 教授
1992年4月 京都大学 超高層電波研究センター長
2000年4月 京都大学 宙空電波科学研究センター 教授
2002年4月 京都大学 宙空電波科学研究センター長
京都大学 評議員
2004年4月 京都大学 生存圏研究所長、教授
京都大学 教育研究評議員
2005年10月 京都大学 理事・副学長
2007年 京都大学名誉教授
2008年10月 京都大学 総長(~2014年9月)
2015年4月 理化学研究所 理事長
受賞・顕彰
1975年5月 日本地球電磁気・地球惑星学会 田中館賞
1993年3月 NASA Group Achievement Award(GEOTAIL)
1998年6月 NASA Group Achievement Award(GEOTAIL)
1999年2月 アメリカ地球物理学会フェロー
1999年6月 情報通信月間推進協議会 志田林三郎賞
2003年1月 アメリカ電気電子学会フェロー
2004年5月 英国王立天文学協会(RAS) 外国人名誉会員(RASアソシエイト)
2005年9月 電子情報通信学会フェロー
2006年3月 ロシアFederation of Cosmonautics ガガーリンMedal
2006年4月 文部科学大臣表彰 科学技術賞
2007年11月 紫綬褒章
2008年8月 国際電波科学連合 Booker Gold Medal
2008年10月 地球電磁気・地球惑星圏学会 長谷川・永田賞
2014年1月 ブリストル大学 名誉工学博士
2014年5月 日本地球惑星科学連合フェロー
2015年12月 フランス政府 レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ
2017年2月 名誉大英勲章OBE