1. Home
  2. 研究成果(プレスリリース)
  3. 研究成果(プレスリリース)2019

2019年6月28日

神戸大学
新潟大学
理化学研究所

ハクサイの開花を制御するメカニズムを解明

神戸大学大学院農学研究科の西田菜美子(博士前期課程2年)と新潟大学大学院自然科学研究科のシェイ ダニエル (研究支援者)らは、ハクサイにおいて一定期間の低温処理によって発現が誘導されるRNAのうち、長鎖非コードRNA (lncRNA)を網羅的に同定することに成功しました。同定したlncRNAの中には、同じアブラナ科のシロイヌナズナ (モデル植物)の開花制御を担うlncRNAと類似性がなく、ハクサイの春化メカニズムには独自の分子メカニズムが存在する可能性が示されました。今後、アブラナ科野菜の品種育成への貢献が期待されます。

本研究は、神戸大学大学院農学研究科の藤本龍准教授ら、新潟大学大学院自然科学研究科の岡崎桂一教授ら、理化学研究所環境資源科学研究センター関原明チームリーダーら、農研機構野菜花き研究部門、オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO)らの研究グループにより行われました。

詳細は神戸大学のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715
お問い合わせフォーム

Top