広報活動

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2012年5月2日

理化学研究所

理研-ロシア・カザン大学連携研究室開設記念式典の開催

-野依理事長がカザン大学から名誉学位を授与-

2012年5月2日、野依理事長、玉尾基幹研究所所長、河野主任研究員らがロシアのカザン大学(Kazan Federal University)を訪問しました。

午前には、カザン大学学長(Rector, Professor Ilshat Gafurov)、ならびに物理学研究所(Institute of Physics)の所長らを訪問しました。基幹研究所とカザン大学物理学研究所は、河野主任とDmitrii Tayurskii教授を中心に複雑系の物理(特に低温物理)分野での連携研究を推進しています。また、2010年11月の連携研究に関する覚書に基づき、カザン大学に連携研究室を設置し交流を推進してまいりました。この度、両機関関係者が一堂に会し理研―カザン大学連携研究室設置を祝いました。また、物理学研究所の研究室を訪問し、カザン大学の研究紹介を受けると共に、今後の更なる連携強化に関する議論を行いました。

午後には、大学の資料館見学に続いて、カザン大学から野依理事長への名誉学位(Honorary Doctor of Kazan University)授与式が、カザン大学学長、ロシア科学アカデミー会員(Academicians of Russian Academy of Sciences)を含むカザン大学物理・化学教員、学生など約250名の臨席の下で行われました。カザン大学学長からの名誉学位授与に引き続き、野依理事長は、カザン大学のProfessor Klaussがルテニウム元素を発見したことを引用しつつ、伝統あるロシアの化学界と不斉触媒に関する自身の研究との繋がりを交えて講演を行いました。また、次世代を担う若い研究者・学生に対しては、持続可能な将来を築くためには、文化・習慣の異なる国際的な連携・協力が重要であると強調しました。

名誉学位授与式後、化学研究所(Institute of Chemistry)、ならびに大学の化学資料館を訪問し、カザン大学における化学(特に有機化学)の伝統について紹介を受けるとともに、今後物理以外での連携強化について議論しました。

スケジュール

野依理事長とカザン大学学長

野依理事長のカザン大学学長訪問

集合写真

理研-カザン大学連携研究室の開設

会場の様子

野依理事長の名誉学位授与式風景

名誉学位授与式の様子

野依理事長の名誉学位授与式

化学研究所訪問の様子

化学研究所訪問