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2012年10月22日

理化学研究所

前原誠司国家戦略担当大臣が、神戸研究所と計算科学研究機構を視察

前原誠司(まえはら せいじ)国家戦略担当及び内閣府特命担当(科学技術政策)大臣は10月22日、兵庫県神戸市にある理研神戸研究所及び理研計算科学研究機構を視察した。

神戸研究所では、野依良治理事長から理研の概要説明、竹市雅俊所長から発生・再生科学総合研究センター(CDB)の概要を紹介した。さらにCDB器官発生研究グループの笹井芳樹グループディレクターより、iPS細胞などを用いた再生医学研究について説明を受けた後、研究室において実際のiPS細胞を観察した。また、理研とともにiPS細胞を用いた加齢黄斑変性の再生治療を進める先端医療センターの栗本康夫眼科部長より、網膜色素上皮細胞移植についての説明を受けた。

前原大臣は視察を通して、「科学技術は国の柱であるから、しっかりと推進していきたい」と発言。理研で実施するiPS細胞を用いた網膜再生医療等、基礎研究から生まれた成果の応用、実用化を支援するだけでなく、素晴らしい発見が行われるよう基礎研究に対する支援も行っていく必要があると述べた。

笹井グループディレクターと前原大臣の写真

笹井グループディレクターより再生医学研究について説明を受ける前原大臣

計算科学研究機構では、平尾公彦機構長から「京」の概要説明をうけた後、9月28日から共用開始となった「京」を見学した。展示エリア、見学者ホール、計算機室にて、野依理事長、平尾機構長、横川部門長らに、「京」の活用分野などについて詳しく質問した。記者会見では、「京」やSPring-8、SACLAなどの国家基幹技術について、「さまざまな分野に活用できる優れものであることを認識した。先見性を持って取り組んできた方々に敬意を表したい。」と発言。今後の活用状況や成果を見ながら、改善点や支援について考え、産業分野にもしっかりと活用する支援体制を作っていく必要があると述べた。

記者会見時の写真

計算科学研究機構で記者会見を行う前原大臣