和光事業所「桜の一般公開」

「約400本の満開の桜が来場者を楽しませてくれます。」

きれいな桜並木が来場者を迎えます。
きれいな桜並木が来場者を迎えます。
仁科乙女
仁科乙女
仁科蔵王
仁科蔵王

 和光キャンパスでは、近隣にお住まいの方々に理化学研究所と親しんでいただきたい、そして、桜を通じて自然とのふれあいを楽しんでいただきたいという思いから、例年、桜が満開に咲く季節に構内の一般開放を行っています。

 2010年は4月3日(土)に構内の一般開放が行われ、晴天の中、和光キャンパス内に生育した、およそ400本の桜の見学に、約300名の方が来場され、満開の桜を楽しまれました。 ソメイヨシノ、ヤマザクラ、ヤエザクラ、ウワミズザクラ、イヌザクラ、ヒカンザクラ、シダレザクラ、ウコンザクラ等数多くの種類の桜が来場者の目を楽しませてくれると同時に、当研究所での重イオンビームの照射により開発された新品種の桜「仁科蔵王」と「仁科乙女」を見学できることも、この構内開放ならではの楽しみです。

 和光キャンパスには、桜の他にも様々な樹木が植えられており、四季の移ろいに応じて、来場される方の心を和ませてくれます。地域に豊かな自然環境を提供するためにも、今後も自然と人の共生できる研究所づくりを目指します。

仁科蔵王 …4月中旬に開花し、約2週間と長期間にわたり、淡黄色の花を咲かせます。
仁科乙女 …春に限らず花を咲かせる四季咲き性を持つ桜です。ピンク色の一重の花を咲かせます。