東京大学、理化学研究所、名古屋大学、京都大学の研究グループは、優れた「耐熱性」と「自己修復性」を両立させた多孔性結晶の合成が可能であることを明らかにしました。矛盾するこれら2つの特性の両立を可能にしたのは、202°Cで選択的に崩壊して蓄積した歪みを解消するクラッシャブルゾーンを「可逆的に修復可能な無数のC–H···N結合」を用いて構築した点にあります。この多孔性材料はガス分離など産業技術分野での活用が期待されます。
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