数理創造プログラム (iTHEMS)

自然科学は、物理学、化学、生物学とさまざまな分野に分かれています。しかし数理科学によってその背後にある論理的な構造を調べてみると、共通点が見えてくることがあります。
数理創造プログラム(iTHEMS)は、理論科学・数学・計算科学の研究者が、「数理」を軸とする手法を用いて、宇宙・物質・生命の解明や、社会における基本問題の解決を図る、国際研究拠点です。
さらに、分野横断型・滞在型のスクールや、さまざまな分野で第一線の基礎科学研究者を招いたワークショップ、企業や社会で数理がどう使われているかを知るための産学連携レクチャーや日常的な分野交流などを通して、ブレークスルーをもたらす研究土壌を整え、若手人材の育成を進めます。国内の大学や海外の研究機関との連携を通じ、国際頭脳還流ネットワークを構築します。
副プログラムディレクター:長瀧重博 (D.Sc.)、坪井 俊 (D.Sc.)、三好建正(Ph.D.)、Catherine Beauchemin(Ph.D.)
研究成果(プレスリリース)
2023年11月24日
テレスコープアレイ実験史上最大のエネルギーをもつ宇宙線を検出2023年11月22日
AI技術で新型コロナウイルスの進化メカニズムを分析2023年10月20日
クォーク4個から成る「純粋テトラクォーク」2023年10月5日
新型コロナウイルス感染によるクラスター発生確率の計算に成功2023年8月17日
ソバゲノムの解読2022年12月1日
極低温の量子流体中に現れる普遍的な力2022年10月27日
クォーク物質を重力波で探る2022年8月24日
新型コロナウイルス感染者の隔離短縮は可能か?2022年1月21日
シグナル伝達による多様な細胞応答の起源2021年12月22日
複雑な化学反応ネットワークを単純化する
刊行物
関連リンク
- 数理創造プログラム
- 2021年6月24日クローズアップ科学道 研究最前線「基礎研究の意義はどこにあるのか」
- 2022年1月13日クローズアップ科学道 研究最前線「ゲノム情報に隠された進化の法則を探る」
- 2023年6月7日クローズアップ科学道 研究最前線「数理モデルで複雑な生態系の謎に迫る」
採用情報
募集職種 | 応募締切 |
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特別研究員、研究員または上級研究員募集(W23143) | ポストが決まり次第 |
事務パートタイマー募集(W23059) | ポストが決まり次第 |
お問い合わせ先
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1 研究本館 2階
Tel: 050-3500-5363(代表)
Email: ithems [at] riken.jp
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