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2021年10月8日

横浜市立大学
国際農林水産業研究センター
金沢大学
株式会社ヒューマノーム研究所
理化学研究所
マレーシア森林研究所

熱帯雨林樹木“フタバガキ”の乾燥応答遺伝子の数が増加していた

-ゲノム解読から気候変動対策へ-

横浜市立大学木原生物学研究所 清水健太郎 客員教授(チューリッヒ大学教授兼任)、マレーシア森林研究所 Kevin Kit Siong Ng 主任研究員、Soon Leong Lee 遺伝学グループ長、国際農林水産業研究センター 小林正樹 主任研究員、理化学研究所 Jeffrey Fawcett 上級研究員、金沢大学 西山智明 助教、株式会社ヒューマノーム研究所 瀬々 潤 代表取締役らの研究グループは、地球環境にとっても輸入木材としても重要な熱帯樹種フタバガキ科樹木のゲノムを解読しました。雨に恵まれた東アジア熱帯に生育しているにもかかわらず、予想外なことに乾燥応答遺伝子が増加しており、熱帯での稀な乾燥の重要性が明らかになりました。地球環境変動によって、熱帯ではエルニーニョ・南方振動と関連する大規模乾燥が深刻化しており、本研究の成果の持続的林業と熱帯雨林保全へ向けた応用が期待されます。

詳細は横浜市立大学のホームページをご覧ください。

報道担当

理化学研究所 広報室 報道担当
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