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学振特別研究員制度

日本学術振興会特別研究員制度は、優れた若手研究者に対して、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与え、研究者の育成を図る制度です。

本制度は旧来フェローシップ型でその制度が運用されてきましたが、2023年より「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」の実施が開始され、理研でも、特別研究員-PD・RPD・CPDを雇用者として受け入れることが可能になりました。

理研は、日本学術振興会の「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」への参画を通じて、これまで積極的に開拓し取り組んできた若手研究人材育成制度の更なる多様化を図り、我が国の若手研究人材の育成に引き続き積極的に貢献してまいります。

研究機関で雇用する特別研究員-PD等の育成方針

日本学術振興会特別研究員-PD、RPDの受け入れについて

日本学術振興会「研究環境向上のための若手研究者雇用支援事業」の雇用制度導入機関として理研が登録されたことに伴い、理研を受入機関とする学振特別研究員-PD、RPDは、原則雇用となります

このため、理研を通じての応募申請及び理研への受入研究機関変更を希望する場合は、以下の流れで手続きを行ってください。

  • 時限的措置として、令和7(2025)年度新規採用分までについてはPD等が自ら雇用を希望しない場合は、雇用制度導入機関において雇用しないことも可能です。

令和7(2025)年度採用分への応募申請について

理研を通じて日本学術振興会特別研究員-PD、RPDへ応募申請ができる若手研究者は、①受入研究者の承諾と、②当該若手研究者が所属することが予定される研究センター長等の了承を必須といたします。
①については面談を行うことになりますので、早めに受入研究者に連絡をお願いします。
②については所内の手続きとなりますが、必要に応じてヒアリング等を行う場合があります。
①②の確認ができた時点で、理研を通じての応募申請を可としますので、申請書の理研への提出締切を踏まえて、余裕を持って調整を進めてください。

  • 1.

    受入研究者との調整

    受け入れについて自身で調整を行い、受入研究者の承諾を得てください。
    各研究室の連絡先は研究室紹介をご確認ください。
    (参考:「受入対象研究室一覧(受入研究室所在地)(更新2024年2月14日)」。当資料は随時更新を予定しています。更新日にご注意ください。なお、この一覧は更新日時点の情報であり、応募締切以降にも研究室および組織等に変更の可能性がありますのでご注意ください。)
    2024年3月29日(金)までには受入研究者に連絡をするようにしてください。

  • 2.

    日本学術振興会「研究者養成事業電子申請システム」のID、パスワード取得

    下記問い合わせ先にメールにて、IDとパスワードの発行手続きを行いたい旨、お知らせください。なお、メールのCCには、受入研究者のアドレスを必ず設定してください。以降は、そのメールへの返信に従って、発行申請を行ってください。
    過去に取得済の方は、お持ちのIDをお使いください。
    ただし、取得から2年を経過したID、パスワードは削除しますので、ご留意ください。

  • 3.

    申請書の提出

    「研究者養成事業電子申請システム」より申請書を提出してください。理研での提出締切は、以下の通りです。締切後の提出はいかなる理由があっても受け付けません。

    提出締切:

    • 特別研究員-RPD 2024年4月24日(水)正午(日本時間)
    • 特別研究員-PD 2024年5月9日(木)正午(日本時間)

理研への受入研究機関変更を希望する場合の受け入れ手続き

応募申請時同様、①受入研究者の承諾と、②当該若手研究者が所属することが予定される研究センター長等の了承を必須といたします。
①については面談を行うことになりますので、早めに受入研究者に連絡をお願いします。
②については所内の手続きとなりますが、必要に応じてヒアリング等を行う場合があります。
①②の確認ができた時点で、理研への受入研究機関変更を可としますので、受入希望日を踏まえて、余裕を持って調整を進めてください。

  • 1.

    受入研究者との調整

    受け入れについて自身で調整を行い、受入研究者の承諾を得てください。
    各研究室の連絡先は研究室紹介をご確認ください。
    (参考:「受入対象研究室一覧(受入研究室所在地)(更新2024年2月14日)」。当資料は随時更新を予定しています。更新日にご注意ください。なお、この一覧は更新日時点の情報であり、以降にも研究室および組織等に変更の可能性がありますのでご注意ください。)
    変更しようとする月の初めから3か月前には必ず受入研究者に連絡をするようにしてください。

  • 2.

    受入研究機関変更に伴う手続きについて

    ①②の確認ができた後、受入研究機関変更を希望する若手研究者へ必要な手続きをご案内します。

待遇

日本学術振興会から特別研究員-PD、RPD、CPDとして採用されている期間(採用期間)において、有期雇用契約を締結します。日本学術振興会が定める採用の中断が生じた場合は、その中断期間に対して日本学術振興会が認めた採用の延長期間を上限に、雇用契約期間を延長することができます。
原則として2ヶ月の試用期間有り。

理研での職名は、以下の通り。

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日本学術振興会における採用区分 理研における職名
特別研究員-PD 学振特別研究員PD
特別研究員-RPD 学振特別研究員RPD
国際競争力強化研究員(特別研究員-CPD) 学振特別研究員CPD

給与は年俸制で、学振特別研究員PD、学振特別研究員RPDは447,000円/月、学振特別研究員CPDは541,000円/月となります。
通勤手当、住居手当の支給有り。社会保険の適用有り。
外部研究費(科学研究費補助金等)の申請資格有り。
理研共済会(互助組織)に要入会。
専門業務型裁量労働制適用で、1日7時間30分就業したものとみなされます。
休日は、土日、祝日、年末年始(12月29日-1月3日)、当研究所設立記念日。
休暇は、年次有給休暇(採用月に応じて最大年20日)、特別有給休暇(看護、介護など)、ワークライフバランス休暇(採用月に応じて最大年7日)など。
その他、産前産後休業、育児休業、介護休業制度等あり。

2024年4月より敷地内全面禁煙。
その他、当研究所規程による。

問い合わせ

理化学研究所 人事部 研究人事課 学振特別研究員担当
Email: riken_jspspd [at] ml.riken.jp
※[at]は@に置き換えてください。

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